CROSS SYNCの医療挑戦
2024-12-13 18:36:37

CROSS SYNC、ベトナムとフィリピンで医療提供体制構築を目指す

CROSS SYNCが新たに挑戦する医療提供システムの構築



株式会社CROSS SYNC(横浜市金沢区)は、グローバルサウス未来志向型共創事業費助成金の採択を受け、遠隔医療システムの実証事業をベトナムとフィリピンで実施することが決まりました。この取り組みは、両国における救急外来および重症病床の医療提供を改善することを目的としています。

遠隔医療システムとは?


今回の実証事業では、遠隔ICU(集中治療室)と遠隔救急システムを構築し、その運用方法や技術的な面を検証していきます。特に、CROSS SYNCが開発したプログラム医療機器「生体看視アプリケーション iBSEN DX」を利用し、患者の状態をリアルタイムでモニタリングします。これにより、医療現場でのケアの質を向上させることが期待されます。

iBSEN DXの特徴


「iBSEN DX」は特に重症患者の管理に特化しており、患者のバイタルサインを基に急変リスクを予測するEarly Warning Score(EWS)やShock indexを計算します。これにより、医療従事者は患者の状態変化を迅速に把握し、介入が必要な際には即座に対応できるようになります。最終的には、より多くの患者が安全に、そして質の高い医療を受けられる未来が実現されるでしょう。

既存の医療現場での導入実績


CROSS SYNCはすでに日本国内の医療機関でも実験を行っており、横浜市立大学附属病院では、2024年4月からiBSEN DXを使用し新たに設置された高度治療室(HCU)において、患者のモニタリングを開始します。また、横須賀市立市民病院では、同じくiBSEN DXを導入し、遠隔安心モニタリングの体制を整える予定です。

髙木俊介社長インタビュー


同社の代表取締役、髙木俊介氏は、「日本の先端医療技術を世界中に広め、国境を越えた医療の質を高めることに全力を尽くします。私たちは、新たな医療のイノベーションを生み出し、より多くの患者に貢献したいと考えています」と語ります。この発言からも、CROSS SYNCのグローバルなビジョンが感じられます。

まとめ


この新しい医療提供システムの確立は、ベトナムやフィリピンにおける医療環境を著しく改善するだけでなく、日本の医療技術を国際的に発展させるキーとなるでしょう。遠隔医療の普及は、今後も医療業界の大きなトレンドとして、さまざまな可能性を切り拓いていくと期待されます。これからの展開にも注目が集まるところです。


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会社情報

会社名
株式会社CROSS SYNC
住所
神奈川県横浜市金沢区福浦3-9臨床研究棟 A507
電話番号

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