Soar株式会社、CG制作会社をグループ化し新たな体制を構築
昨今、映像や3DCG制作の需要が高まる中、製作会社であるSoar株式会社は新たな一歩を踏み出しました。この度、CG制作の領域において確固たる地位を築くため、業界で高い評価を受けている株式会社サムライピクチャーズ(以下、Sa社)の株式を取得し、同社をグループ会社として迎えました。この動きにより、Soar株式会社は自社のCG制作力をさらに強化し、多様なプロジェクト規模に対応できる体制を実現していく考えです。
グループ体制の強化
Soar株式会社は、長年の信頼関係をもとに、Sa社をグループに迎え入れることで、映像制作における内製化を進めます。これにより、より柔軟で高品質な制作体制を構築する意向です。また、同社の代表取締役である須貝真也氏は「これからの映像制作業界では、迅速かつ精密な対応が求められます。Sa社の参入により、私たちのクリエイティブ力が一層向上するでしょう」と述べています。
さらに、東京都国立市に本社を置く新会社、株式会社Siblisも、取引先企業との共同出資によって設立されました。Siblisは遊技機向けのCG制作を専門とする会社であり、特定分野での強みをさらに拡大していく計画です。
サブリメイション社との協力関係
Soar株式会社は、これまでの企画案件を多数手がけているパートナー企業、株式会社サブリメイション(Su社)との連携も継続して実施します。Su社は、プロジェクトごとに最適な体制を構築し、制作ネットワークの一環として重要な役割を果たしています。須貝氏は「Su社との協業は、ただの協力にとどまらず、私たちの成長戦略にとっても根幹をなす存在」と語ります。
中長期的な展望
今後、Soar株式会社は全てのプロジェクトの窓口として機能し、Sa社・Si社・Su社との円滑な業務調整を進める計画です。各社が異なる専門分野を持つことで、相互に補完し合いながら、品質と効率の高い制作サービスを提供していく考えです。
特に、Su社は字商業視点の商品開発や運営支援においても欠かせない存在であり、その専門性が高いチームとの密な連携によって、クライアントの多様なニーズに応えていくことでしょう。
最終的には、All-in-Oneの制作を実現し、クライアントにとっても最適なクリエイティブソリューションを提供し続けていきます。今回のグループ体制の発表は、ただの企業連携にとどまらず、更なるクリエイティブの飛躍に向けた重要な第一歩となるでしょう。
会社概要
所在地:東京都国立市
代表者:須貝 真也
設立:2024年3月
事業内容:経営管理業務、グループ戦略の策定・推進
所在地:東京都北区
代表者:谷口 顕也
設立:2009年6月
事業内容:CG映像制作(アニメーション、ゲーム、遊技機など)
所在地:東京都国立市
代表者:西村 知恭
設立:2024年12月
事業内容:遊技機向けCG制作
この新体制の発展により、映像制作業界におけるSoar株式会社のさらなる存在感が期待されています。