新しい社会貢献の形
2020-09-23 17:38:37
アスリートによる新たな社会貢献プロジェクト「どりサポ®」がスタート
クラウドファンディング「どりサポ®」が2023年9月27日に始動します。このプロジェクトは、アスリートの発信力を利用して、社会貢献を広げることを目指しています。また、元K1ファイターのノブ・ハヤシ選手や元メジャーリーガーの上原浩治氏が応援団として関わっています。
「どりサポ®」は、特に社会貢献を意識するアスリートと、サポートを必要としているNPOとのマッチングを行います。アスリートたちはSNSを通じて、支援を呼びかけるストーリーを発信し、寄付を促す仕組みです。
今回のプロジェクトの一つは「パパやママになる幸せを白血病患者と家族に」です。これは、白血病治療により妊孕性が失われた女性患者に対する卵子採取費用を助成する取り組みです。現状、治療における生殖機能の喪失は知られていないことが多く、治療前に卵子や精子を保存することも保険適用外であり、自費負担が必要です。特に卵子の保存には高額な費用がかかるため、多くの患者にとって大きな負担となっています。
この支援プロジェクトには、認定NPO法人全国骨髄バンク推進連絡協議会が運営する「こうのとりマリーン基金」が関与しており、一定の助成金が出される予定です。
ノブ・ハヤシ選手は、自身が白血病を克服した経験を持ち、「他の患者にも我が子を抱く幸せを知ってほしい」という思いから、このプロジェクトの初代キャプテンに就任しました。また、上原浩治氏は長年にわたり日本骨髄バンクへの寄付を続け、自身もドナー登録を行っているため、こちらもサポーターとして参加しています。
ほかにも、プロラクロス選手の山田幸代さんや麻雀士のルーラー山口さんがスペシャルサポーターとして名を連ね、さまざまなメディアを通じてこのプロジェクトへの理解と寄付を広める役割を担っています。
「どりサポ®」は今後も続くプロジェクトであり、寄付の15%はシステム手数料として利用されますが、アスリートたちは無報酬で活動に参加します。寄付者には達成内容に応じた特典も用意されており、寄付がいかに社会貢献に役立つかを体感できる仕組みが整えられています。
このように「どりサポ®」はただの寄付募集プロジェクトではなく、アスリートたちが参加し、共鳴することで新しい形の社会貢献が広がることを目指しています。目標額は500万円で、寄付は2020年9月27日から12月25日まで受け付けられ、このお金は女性白血病患者の妊孕性保存支援に充てられます。
アスリートたちの力を借りて、誰もが安心して未来を考えられる社会を目指すこのプロジェクトに、ぜひ注目してください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社マイセルフ
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前6-25-210F
- 電話番号
-
03-6805-0299