ベントレー、グッドウッド・フェスティバルでの躍動的な出展
2025年7月10日から13日に開催されたグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、ベントレーが過去に例を見ない大規模な出展を実施しました。特に注目を集めたのは、500㎡の床面積を持つ新設の2階建てスタンドです。このスタンドは、200トン以上の鋼材を使用して特別に設計・建設されており、来場者やVIPゲストに向けた贅沢なホスピタリティを提供しました。
このイベントでは、ベントレーの新型ベンテイガ スピードと、マリナーによる最新コーチビルドモデルであるバトゥール コンバーチブルが初めて英国の地にお目見えしました。さらに、30台以上のベントレー車両が集結し、その全貌がイベント会場に華やかさを添えました。
ヒルクライムイベントでは、5台のベントレーがスーパーカーバッチおよびファーストグランスバッチにて実際に走行し、来場者にその優れたパフォーマンスを見せました。また、18台の専属ドライバー付き車両が、メディアやVIPゲストの移動を支援しました。
新設スタンドの前面には、最新モデルであるコンチネンタル GT スピード、ブラックエディション仕様のフライングスパー、ストームグレー サテンのベンテイガ S ブラックエディションが展示され、来場者は自由にその美しいデザインや技術を体感しました。特に、オレンジのフレームが印象的なコンチネンタル GT スピードは、カーボン製スタイリング・スペシフィケーションとアクラポヴィッチ製チタンスポーツエキゾーストを装備しており、圧倒的な存在感を放っていました。
スタンド内では実演も行われ、ハンドステッチによるステアリングホイールの製造過程やウッドパネルの製造が披露され、来場者はその手仕事の繊細さを目の当たりにしました。また、ベントレーのオリジナル商品を取り扱うブティックもオープンし、来場者は購入が可能でした。
ヒルクライムセクションでは、バカラルがイベントの先頭を切り、次いでバトゥール コンバーチブルが英国初披露を果たしました。新型のコンチネンタル GT スピードもその後方を颯爽と走行し、期待値を裏切らないパフォーマンスを見せました。ファーストグランスバッチでは、ベンテイガのスピードモデルが見事な走りを披露しました。
ベントレーが表現する「対極の調和」を体現する特別なブラックエディションのベンテイガは、コースカーとして出走。さらに、フライングスパー スピードと共に初のお披露目となった限定生産モデル「ベントレー スピード シックス コンティニュエーション シリーズ」も観客の目を惹きました。
このように、ベントレーはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードを通じて、そのブランドの魅力を存分に発信し、来場者に特別な体験を提供しました。ベントレーの情熱と卓越した技術、そして品牌としての存在意義が、今回の出展を通じて再確認できた貴重な機会となりました。