国連ウィメン日本協会がオンラインチャリティイベント開催！ガザの女性たちの現状を知ろう

国連ウィメン日本協会がガザでの女性に対する暴力に関するイベントを開催

2024年12月7日、国連ウィメン日本協会はオンラインで「ガザにおける女性や少女に対する暴力について」をテーマにしたチャリティイベントを実施します。このイベントでは、UNRWA（国連パレスチナ難民救済事業機関）のガザ事務所における吉田美紀氏を講師として迎え、現在のガザの状況と女性たちが直面している課題についての最新情報が提供されます。

11月25日は国連が定めた「女性に対する暴力撤廃国際デー」であり、この日からは「女性に対する暴力撤廃の16日運動」が始まります。これは、毎年女性が直面する暴力の問題に対する意識を高めるための国際的なキャンペーンです。今年の活動は、特に2023年10月7日以降に発生したイスラエルとハマスの衝突によるガザの現状に焦点を当てています。

ガザの人口は、ほぼすべてが避難民となり、混み合った緊急避難所や簡易的なテントなどで過ごす厳しい状況が続いています。これにより、十分な水や基本的な衛生用品が不足し、特に女性や子どもたちにとっては非常に危険な環境が生まれています。

さらに、ジェンダーに基づく暴力の増加も大きな問題として浮上しています。家や家族を失った悲しみと共に、命の危険を感じながら毎日を過ごさざるを得ない女性たちの実情を知ることは、私たちにとって重要な課題です。今回のオンラインイベントでは、そうした深刻な状況を知り、支援の方法について考える良い機会となることでしょう。

吉田美紀氏について

吉田美紀氏は、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）を卒業後、青年海外協力隊での経験を経て、(特活)日本リザルツにてハイチ地震や東日本大震災、フィリピン洪水、そしてガザ紛争後の支援に関わってきました。2016年以降はUNRWAガザ事務所で勤務し、2023年10月以降はガザ緊急アピールの作成や資金調達、食料、シェルター、水と衛生、保健などの緊急支援のコーディネーションを担当しています。

イベント詳細

- 日時: 2024年12月7日（土）16:00 ～ 17:30
- 形式: Zoomウェビナー
- 参加費: 無料
- 申込締切: 12月6日（金）18:00

このオンラインチャリティイベントは、誰でも参加可能で、事前の申し込みが必要です。参加方法はこちらのリンクからアクセスできます。また、国連ウィメン日本協会の事務局へのメールでの申し込みも受け付けています。

国連ウィメン日本協会とは

国連ウィメン日本協会は、UN Womenと承認協定を結ぶ国内委員会であり、女性と少女の権利とエンパワーメントを推進する活動を行っています。世界中の女性と少女がその可能性を開くため、寄付や募金を通じた支援活動を行っており、ジェンダー平等に向けた様々な取り組みを全力で進めています。

私たちの参加が、ガザの女性たちの重要な支援となることを願っています。