エキサイティングな開幕戦!
10月13日、久留米アリーナで行われた大同生命SVリーグの開幕戦において、SAGA久光スプリングスがKUROBEアクアフェアリーズを相手に勝利を収めました。この試合は、ホームゲームということもあり、SAGA久光にとって特別な意味を持つ一戦でした。
試合の流れ
第1セット、SAGA久光はサムディの迫力あるスパイクと荒木のブロックで順調なスタートを切りますが、KUROBEも負けじと多彩な攻撃で接戦を演じます。中盤には、SAGA久光のザックマリーによるサービスエースが決まり、西村の好レシーブが続きます。さらに中島が得点を重ね、SAGA久光は優位に試合を進めていきます。終盤、KUROBEの住田選手が連続でスパイクを決めるものの、SAGA久光も平山選手による連続ブロックでこのセットを制しました。
第2セットに移ると、SAGA久光の攻撃は更に勢いを増し、平山選手の絶妙な攻撃と荒木選手のブロック、そしてザックマリーのサービスエースに支えられます。KUROBEはショールテン選手や住田選手が強打を放ちますが、SAGA久光が流れを完全に掴み、セットを連取しました。
第3セットでは、SAGA久光が平山選手やザックマリー選手の攻撃で序盤からリード。セッターの栄選手が中心となり多彩なコンビネーションでKUROBEのディフェンスを揺さぶります。西村選手のファインディフェンスも光り、ポイントを重ねます。KUROBEも金田選手のサーブや住田選手のブロックで粘りを見せますが、最後はSAGA久光の荒木選手が強烈なスパイクを決め、試合を締めくくりました。
選手たちのコメント
勝利後、酒井新悟監督は、開幕戦でのチームのパフォーマンスに満足の意を示し、ファンの応援が勝利に大きく寄与したと語りました。選手同士のコミュニケーションによるアジャストが成功し、今後のリーグ戦への手応えを感じています。
栄絵里香選手も、開幕戦での勝利を喜びつつ、チームがまだ未完成であることを認識し、今後の成長を期待していました。また、国スポでの優勝が選手たちに自信を与えていると述べ、今回の試合に臨んで集中できたことが良かったと語りました。
中島咲愛選手は、開幕戦の重要性を強調し、自チームのバレーを実践できたことで勝利に繋がったとコメントしました。リーグを通じてさらに成長するためには、修正点も存在すると冷静に振り返りました。
今後に向けて
2024-25シーズンが始まったばかりですが、SAGA久光アリーナの選手たちは手応えを感じながら、このリーグを戦い抜いていく覚悟です。次の試合に向けて、精査しながら準備を進めていくとのこと。さらに進化する姿を期待して、今後の試合にも注目していきたいと思います。