クラウドセキュリティの未来を探るCSA Japan Summit 2015開催
近年のテクノロジーの進展により、クラウドコンピューティングは私たちの生活やビジネスシステムに欠かせないものとなりました。特にビッグデータやIoT(モノのインターネット)、金融分野でのクラウド利用は加速していますが、同時にデータセキュリティやサービスのリスクも懸念されるようになっています。
このような中、クラウドセキュリティに特化した活動を行う日本クラウドセキュリティアライアンス(CSA)が、2015年に東京大学で「CSA Japan Summit 2015」を開催します。このシンポジウムでは、国内外の著名な専門家による講演やパネルディスカッションが行われ、クラウドセキュリティの現状と未来についての深い洞察が得られる貴重な機会となるでしょう。
開催概要
- - 主催: 一般社団法人日本クラウドセキュリティアライアンス
- - 特別協賛: Cloud Security Alliance本部、アジアパシフィック本部
- - 後援: サイバーセキュリティ戦略本部、総務省、IPAなど
- - 会場: 東京大学伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホール
- - 定員: 300名(先着順)
- - 受講料: 無料
シンポジウムでは、東京大学の森川博之教授による基調講演で、IoTの可能性が語られます。IoTワーキンググループリーダーでもある二木真明からは、IoTのセキュリティ課題についての考察が提供されます。
また、クラウドセキュリティの国際的な視点から、CSAの創設者でCEOのJim Reavis氏が来日し、最新のクラウドセキュリティ動向について報告します。特に、彼の広範な知識と経験から、参加者は新たな視点を得ることができるでしょう。
さらに、金融分野での企業であるソニー銀行の大久保光伸氏から、クラウド利用に関する具体的な取り組みとその成果についての発表が行われる予定です。これにより、実際のビジネスにおけるクラウドの効果を知る良い機会となるでしょう。
プログラムの見どころ
1.
受付開始: 10:10
2.
基調講演1: 「未来を創るIoT」 - 森川博之氏
3.
協賛講演1: エクスジェン・ネットワークス株式会社
4.
特別招待講演: Jim Reavis氏が語る「Cloud Today, Cloud Tomorrow」
5.
招待講演1: 飯塚久夫氏による通信事業のサイバーセキュリティ
6.
基調講演2: クラウド・セキュリティインシデント・ケーススタディ - 吉井和明氏
このように、多彩なプログラムが用意されており、クラウドセキュリティに関連する多くの情報が得られることが期待されます。
最後に
クラウドコンピューティングにおけるセキュリティの重要性はますます高まっていますが、それと同時に誤解や不安も多いのが現実です。CSA Japan Summit 2015では、専門家たちの知見を通じて、クラウドのセキュリティ対策に関する理解を深める機会となるでしょう。参加を希望する方は、公式ウェブサイトからのお申し込みをお忘れなく。参加者の皆さんが安全で快適なクラウド環境を構築できる一助となることが期待されます。