日本と韓国の文化交流を加速する新たな業務提携の決定的瞬間

アガルタと旅行博士が業務提携を発表

2016年11月29日、名古屋を拠点とする株式会社アガルタと、ソウルを本社とする株式会社旅行博士が新たに業務提携を結びました。このコラボレーションは、両社が日本の豊かな文化や遊びを、訪日観光客に向けて積極的に発信することを目的としています。特に、旅行博士が持つ個人旅行者のニーズに応じて、アガルタの10年にわたるインバウンド事業の経験を活かし、相互に利益を高めていく狙いがあります。

文化の多様化と体験型ツーリズムの需要

近年、韓国から日本への旅行者は増加傾向にあり、リピーターも多いことが特徴です。この背景には、観光のスタイルが進化し、単なる見物から、体験型の観光へとシフトしていることがあります。アガルタと旅行博士の提携は、こうしたトレンドを受けたものと考えられます。

旅行者は日本のアミューズメントやサブカルチャーに強い関心を寄せており、両社はこれらの新たな魅力を韓国人観光客に紹介しようとしています。日本の多様な文化を楽しんでもらうために、インバウンド施策に関する十分なノウハウを持つアガルタが、旅行博士の知見を結集し、韓国人旅行者の隠れたニーズを掘り起こすための戦略を展開していきます。

新しい風を吹き込む共同事業

この業務提携によって、食文化や宿泊施設、観光名所だけでなく、ゲームやアニメ、音楽といった日本のポップカルチャーに関する情報を韓国の皆様にいち早くご紹介できるようになります。両社は、日本文化をアジア全域に広めるための「新しい風」となることを目指し、一緒に取り組むことに強い意気込みを示しています。

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アガルタは、1992年に設立された企業で、英語や中国語、韓国語といった多言語を活かした広告および外国人向けのポータルサイト運営を行い、訪日外国人に広く日本の魅力を発信しています。一方、旅行博士は、韓国国内で年間約20万人の訪日旅行者を送客し、信頼性と認知度を兼ね備えています。