読書のバリアフリー推進!オトバンクが電子図書館サービス「LibrariE & TRC-DL」にオーディオブック提供開始
株式会社オトバンクは、国内導入実績No.1の電子図書館サービス「LibrariE & TRC-DL」にオーディオブックの提供を開始しました。
「LibrariE & TRC-DL」は、全国の公共図書館や学校図書館などで導入されており、2024年6月現在、393自治体に導入され、普及率は約22%に達しています。このサービスを利用することで、対象作品のオーディオブックを図書館で借りることが可能になります。
オトバンクは、2007年からオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」を運営しており、会員数は300万人を突破しています。近年、スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及により、音声コンテンツの利用環境が整備され、オーディオブックの利用者が増加しています。
今回の取り組みは、読書バリアフリー法に基づき、障がいの有無に関わらず、すべての人が読書を楽しめる環境を作ることを目指しています。オトバンクは、今後もオーディオブックの普及を推進し、「本を聴く」文化の創造を目指していくとしています。
利用者からの声
「audiobook.jp」では、オーディオブックの利用者から多くの喜びの声が寄せられています。
視覚障害で読書が困難だった人が、オーディオブックを通じて読書を楽しめるようになった。
難病により読書が難しくなった人が、オーディオブックで再び読書の世界を楽しむことができた。
* 老眼で活字を読むのが困難になった人が、オーディオブックで読書習慣を取り戻せた。
これらの声は、オーディオブックが読書の選択肢を広げ、多くの人々に新たな読書体験を提供していることを示しています。
今後の展開
オトバンクは、今後も公共図書館でのオーディオブック普及を進め、さらなる読書バリアフリー化に貢献していく予定です。
オーディオブックとは
オーディオブックとは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」です。文字を読むのが難しい方や、移動時間などの空き時間に読書を楽しみたい方にとって、便利なツールとなっています。
「LibrariE & TRC-DL」とは
「LibrariE & TRC-DL」は、DNPグループの株式会社図書館流通センターが提供する電子図書館サービスです。国内取り扱いコンテンツ数は13万点以上、導入自治体数は300自治体以上で、国内人口の半数以上が利用可能です。
株式会社オトバンク
株式会社オトバンクは、音声コンテンツを中心とした事業を展開しており、「聞き入る文化の創造」「目が不自由な人へのバリアフリー」「出版文化の振興」を目指しています。日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」の運営をはじめ、オンラインブックガイド「新刊JP」などの事業を行っています。