PFUブルーキャッツ石川かほくが挑む新たなワイン事業
石川県かほく市をホームにする女子バレーボールチーム「PFUブルーキャッツ石川かほく」は、この度、スポーツ庁の「スポーツオープンイノベーション推進事業」に選ばれました。このプロジェクトは、彼らが注力している「高松ぶどう」を用いたオリジナルのスパークリングワインの製造に関するものです。
地域の特産物を活かした新たな挑戦
PFUブルーキャッツ石川かほくは、地元の特産物「⾼松ぶどう」を活用したワイン製造に取り組むことで、地域との結びつきを深めようとしています。このプロジェクトでは、石川かほく農業協同組合(JA石川かほく)や高松ぶどう生産組合、そしてかほく市の協力を受けて、これまで廃棄されていたぶどうを再利用することに力を入れています。JUSTこの取り組みを通じて、地域の農業の活性化にも寄与することを目指しています。
地震復興支援も含む意義ある事業
新たに立ち上げられたこのワイン事業には、地域貢献も重要な役割を果たします。収益の一部は、令和6年能登半島地震の復興支援に充てられる予定です。地域を愛し、地域に根ざしたチームとしての姿勢を示す一環として、PFUブルーキャッツ石川かほくは、スポーツを通じた地域活性化と貢献を果たしていきます。
スポーツオープンイノベーション推進事業とは
「スポーツオープンイノベーション推進事業」は、スポーツ庁が主催するプログラムです。この事業は、スポーツ産業の成長を促進し、高付加価値サービスの創出を目指しています。具体的には、スポーツ団体とスタートアップ企業などが連携して、市場に新たな価値を提供していく取り組みとなります。
約6か月間にわたる共創期間を経て、事業アイデアを実証に至るまで、スポーツ業界の活性化を図ります。PFUブルーキャッツ石川かほくのワイン事業も、その一環として新しいアイデアとサービスが生まれることが期待されます。
チームの魅力と今後の展望
PFUブルーキャッツ石川かほくは、2024年10月には世界最高峰のリング「大同生命SV.LEAGUE」で活動を開始し、さらなる成長を目指しています。2023年4月には事業会社化し、地域に根ざしたプロバレーボールチームとしての経営を強化しています。これからも熱狂と感動のスポーツを提供し、ファンと地域とのつながりを深めていくことでしょう。
公式サイトでは、最新情報やチームの活動を見ることができるほか、オンラインストアも運営していますので、ぜひチェックしてみてください。