治験文書管理クラウドサービス『Agatha』、導入医療機関数が1100件を突破
アガサ株式会社が提供する治験および臨床研究のための文書管理クラウドシステム『Agatha』が、2025年2月に導入医療機関数である1100件を突破したことを発表しました。この成果は、近年の文書のデジタル化が進む中、医療機関や製薬企業がよりスムーズな情報共有を実現するために『Agatha』を選んでいることを反映しています。
新たな高みへ
『Agatha』は2016年にサービスを開始し、2023年11月には600件の医療機関が利用していましたが、その後のわずか1年で数が約2倍に増加しました。これにより、国内で治験を行う医療機関のうち約55%、製薬企業の約79%が利用するという高い水準に達しています。これは、治験関連文書のクラウド上での共有、保存、管理を通じた業務の効率化を実現するための重要なステップとなります。
新機能も続々登場
2025年3月には、生成AIを活用した新機能の追加が予定されています。この機能は、治験や臨床研究のプロセスをさらに効率化し、関係者の負担を軽減することを狙いとしており、業務の省力化を促進するでしょう。この取り組みにより、治験や臨床研究にかかわる全ての方々を支援し、より良い治療法の提供を目指しています。
スムーズなデジタル化
『Agatha』を使用することで、電子的な文書授受が容易になり、業務のスムーズさが飛躍的に向上します。文書管理の簡易化は、医療機関だけでなく製薬企業にとっても重要で、特に治験や臨床研究の実施において、迅速な対応が求められる中でとても役立っています。
また、当社は生成AIを用いた新機能の開発にも力を入れており、契約書や請求書など、さまざまな書類の自動化を可能にするとともに、法的要件をクリアした電子帳簿保存法にも対応しています。この結果、治験や品質に関連する文書だけでなく、様々な業務文書も一元的に、『Agatha』で管理できるようになりました。
代表・鎌倉からのコメント
アガサ株式会社の代表取締役社長、鎌倉千恵美は、「臨床試験に関わる多くの皆様に『Agatha』を活用していただき、導入医療機関数が1100件を超えることができたことに深く感謝しています。患者さんにより良い治療法が早く届く未来を目指し、医療機関と製薬企業を結ぶプラットフォームの構築に引き続き努めてまいります」と語ります。
今後の展望
当社は今後も、ユーザーのニーズに応えるべく、サービスの進化を続けていきます。将来的には、国内外でのさらなる展開を図り、治験および臨床研究のためのデジタル化を進めることで、全ての関係者の業務の負担を軽減し、スムーズな治療の提供に貢献できることを目指しています。
アガサ株式会社について
アガサ株式会社は、治験や臨床研究の文書を効率的に管理し、共有するためのクラウドサービス『Agatha』を提供しています。今後も、医療機関や製薬企業との連携を強化し、世界中の人々の健康を支えるための取り組みを続けていきます。