飲食業界革新の新たな動き
2023年、飲食業界に新たな風を吹き込むパートナーシップが結ばれました。
株式会社Mostfun(以下、Mostfun)は、日本の従業員満足度を世界一にするという理念を掲げ、飲食事業を中心とした企業で、東京と神奈川を中心に多くの飲食店を展開しています。
今回、Mostfunは「やきとん木々家」を経営する株式会社木々家(以下、木々家)とのM&Aに向けて基本合意を発表しました。この提携は、飲食業界における従業員の満足度を向上させるだけでなく、さらなる事業拡大をも目指しています。
M&Aの背景と目的
Mostfunの代表取締役、大崎拓実氏は、「従業員満足度世界一」を追求する一方、年間休日最大150日という働きやすい環境を整えぐ上で、社内の資格制度を利用し、社員の成長を助ける組織づくりにも力を入れています。
木々家も2008年の創業以来、地域密着型の飲食店を展開。約17年間、店舗づくりや、独立支援に注力し、働く人が挑戦しやすい環境を提供してきました。
両社は、これらの理念に共通する点があり、飲食業界を本気で変革する意思を持っています。共同で、より良い飲食業界のために新たな組織を目指すことを決定したのです。
取り組みを通じた展望
Mostfunは2030年に100店舗を目指す中で、店舗数の増加だけでなく、従業員満足度を高め続け、業界全体にその取り組みを広げていくことを志向しています。
M&Aを通じて以下の4つの取り組みが推進される予定です。
1. エリア展開の拡大
Mostfunの神奈川・東京エリアと、木々家が基盤を持つ池袋・高田馬場エリアそれぞれの強みを活かし、首都圏での店舗展開を強化します。
2. 人財育成・組織の強化
両社が培った育成の知見を活かし、従業員が主体的にキャリア形成を行える環境を整えます。
3. ブランドと事業開発の強化
木々家の店舗運営と商品開発の経験と、Mostfunの事業開発の知識を融合させ、新たな業態の開発を行います。
4. 食の学びの機会創出
木々家が持つ食肉処理や加工のノウハウをもとに、従業員が食について学べる機会を提供し、専門性を高めます。
木々家紹介
木々家は飲食事業を展開し、特に「やきとん木々家」や、海鮮居酒屋「魚群 GYOGUN」などで知られています。自社の食肉処理施設を活かし、品質管理にこだわった商品づくりを行っており、働く環境にも力を入れてきました。
Mostfunの成長戦略
Mostfunは今後、飲食業界に加え、人事コンサルティングやM&A事業にも積極的に取り組んでいく方針です。
木々家との提携は、ここからさらなる成長を狙った一歩であり、今の飲食業界に必要な示唆と成長の機会が見込まれています。
両社のリーダーたちは、今後の展望についても熱く語っています。木々家の小島有史代表取締役は、「共に新しい未来を作る選択」と表現し、Mostfunの理念との共鳴を感じています。
一方、Mostfunの大崎拓実代表取締役は、木々家が持つ店舗運営の力に感銘を受けつつ、両社の強みを最大化する未来に期待を寄せています。
両社は今後、最終契約の締結及び株式譲渡に向けて協議を進め、2026年11月には株式譲渡の実行を予定しています。両社の強みが発揮され、飲食業界のさらなる革新が実現されることを期待したいと思います。