アート展「DROP SHADOW」
2020-08-07 12:16:26

ヒロ杉山のアート展「DROP SHADOW」が阪急メンズ東京で開幕

2023年8月14日、アーティスト・ヒロ杉山によるアート展「DROP SHADOW」が東京の阪急メンズ館内にあるタグボートギャラリーでスタートしました。本展では、希少な巨大UVプリンターを駆使して作成された約12点の作品が展示されています。

「DROP SHADOW」というタイトルに象徴される通り、今回の作品はデジタルな要素とアナログな表現が融合した成果です。デジタルの精密性とアナログの偶然性を交差させることで、独自の美学を追求しています。作品の中では、デジタルデザインによる影の表現(DROP SHADOW)が印象的であり、キャンバスに施されたアブストラクトな絵具技法との対比が一層の深みを与えています。

キャンバスには、宇宙や惑星をイメージさせる無限の広がりが表現され、その上にギリシャ神話からインスパイアされた神々の姿が描かれています。特に注目すべきは、デジタル技術で表現された影に沿う形で、手描きで仕上げられたホワイトラインです。この逆順序の作業が、視覚的に新たなアートの次元を生み出しているのです。

展示されている作品には、「LAOCON」、「DIANA」、「ACHILLES」といったタイトルが付けられ、それぞれが持つ独自の物語やテーマが探求されています。価格は、最も小さいサイズの「LAOCON」が200,000円(税別)、大きなサイズの「DIANA」は780,000円(税別)となっており、アートファンやコレクターにとっても魅力的な選択肢が登場しています。

ヒロ杉山氏は、1997年にクリエイティブユニット「Enlightenment」を立ち上げ、以降、さまざまな展示会で注目を集めてきました。彼の作品は国内外で展示され、2018年には六本木ヒルズA/Dギャラリーにて個展を開催するなど、その活動は多岐にわたります。また、イラストレーターとして広告やCDジャケットなどでも活躍し、音楽業界においてもPV制作やVJで評価されています。

ヒロ杉山の展覧会は、ただ見るだけでなく、作品を通じて感じる体験ができる特別なイベントです。本展は2023年9月3日までの開催で、営業時間は阪急メンズ館に準じています。アートとテクノロジーが織りなす新しい表現方法を体験しに、ぜひ足を運んでみてください。特に作品が予告なく変更される可能性もあるため、訪れる度に新たな発見があるかもしれません。

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株式会社エンライトメント
住所
東京都世田谷区松原五丁目5番17号
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