新たなIoT管理ツールが誕生
株式会社Nobestは、再生可能エネルギーを活用したスマート設備管理の最前線に立つ企業です。 今回、11月12日と13日に開催される川崎国際環境技術展において、特許取得のAIチャット機能を搭載した新しいIoT管理ツール「Nobest IoT」を発表します。このツールは、複数の太陽光発電所を一元管理するために開発され、業務の効率化を実現します。
Nobest IoTの特徴
Nobest IoTは、電流、位置、履歴データをデジタルで統合することで、エネルギーと設備の持続可能な運用を支えます。特徴的なのは、リアルタイムでのクラウド連携による監視体制と、新たに導入されたAIシステム「CAEOS(ケイオス)」による故障予測、最適化管理機能です。この技術を用いることで、従来は労働集約的だった点検・管理業務が大幅に省人化されます。
省人化とコスト削減
これまで、1500ヶ所の発電所を2名体制で管理していた事業者も多種あり、月間100万円以上のコストがかかる場合もありました。しかし、Nobest IoTを利用すれば、1名で24時間体制の管理が可能となります。これにより大幅なコスト削減が期待できます。特に、太陽光発電が増加する中で、遠隔監視システムが必要なのは明らかです。Nobest IoTは、複数の発電所を一元的に管理できる生産性の高いシステムとなっています。
目指すは電気を買わない家
Nobestの理念は、「電気を買わない家」を実現することです。これには、光熱費の削減や、停電時の電力供給の確保、環境負荷の低減といった利点があります。人と自然が共存できる持続可能な社会の実現を目指します。3つの事業で具体的な施策を展開します。(1)自動化と最適化技術の確立、(2)エネルギー管理の自動化、(3)設備の自動制御による人的コストの最適化です。
新機能:AIチャット機能
今回の展示で特に注目すべきは、AIチャット機能です。この機能により、過去のトラブルや点検結果についての情報を運用システムから即座に引き出すことが可能になります。たとえば、「前回雷が落ちた影響で使用できなかったパソコンの場所はどこか?」という質問にも迅速に応答できます。また、動画による点検のAI機能も搭載されており、メンテナンス作業が1名体制で処理できるようになっています。これにより、安全性と効率性が一層向上します。
川崎国際環境技術展の概要
今回の展示会は、国内外の環境問題に対応する技術やイノベーションを幅広く紹介し、企業間のビジネスマッチングの場としても機能します。開催日は2025年11月12日(水)から13日(木)で、会場はカルッツかわさきです。来場者は事前登録が必要ですので、参加を希望する方は公式ウェブサイトからお申し込みください。
この機会に新たなエネルギー管理技術をご覧いただき、持続可能な社会づくりに向けての一翼を担うことを期待しています。