ベンチャー経営者が語る「失敗」の価値
日本のビジネス界では、成功例がしばしば語られる一方で、失敗談はあまりテーマにされていない。しかし、経営者はその背景に隠された数多の試行錯誤を知っている。その経験こそが、次の挑戦者たちにとって貴重な知見となるはずだ。
このような考えから、株式会社value481は「失敗を価値に変える」をテーマに、経営者たちのリアルな体験を共有するイベントを開催してきた。その一環として、2026年2月26日には「第5弾 ベンチャー企業経営者が語る!経営・事業上のリアルセッション交流会」が東京・新宿のWeWorkリンクスクエア新宿で行われた。このイベントには、スタートアップや中小企業の経営者や役員を含む約20名が参加。アンケートによる満足度は9.3点(10点満点)という高評価を受けた。
経営者たちの経験を共有
当日、特別ゲストとして登壇したのは株式会社オンリーストーリーの平野哲也代表取締役。彼は、自身の起業初期の困難や意思決定の転換点、また採用や組織づくりにおける試行錯誤などをリアルな経営ストーリーとして語った。
平野氏の話には成功談だけでなく、経営の背後にある判断や葛藤についても率直なシェアがあり、参加者は多くの質問を投げかけていた。その中には「どうしてそのような判断を下したのか?」という具体的な問いかけもあり、経営者同士の真剣な対話が展開された。
ネットワーキングの場としての交流会
セッションの後には、参加者同士が各自の事業や課題について意見を交換するための交流会が行われた。このネットワーキングの場では、参加者たちが互いにリアルな経験を共有しながら、貴重な人脈を築くための活発なやり取りがあった。
参加者から寄せられたアンケートでは、以下のような声があった。
- - 「リアルな話を本人から聞けるのが次のアポのヒントになった」
- - 「内容が深く、学びが多かった」
- - 「経験に基づく話は非常に参考になる」
成功体験ではなく、失敗や葛藤から得られたリアルな情報が多くの参加者にとって価値あるものであることを、これらの声が示していた。
共催者からのメッセージ
共催者である株式会社SoLaboの田原広一代表取締役は、「経営者の皆さんの成功の背景には必ず多くの試行錯誤がある」と強調。こうした経験を共有する場の構築が、経営者たちにとってどれほど重要かを語った。
一方、株式会社value481の蛯沢渉代表取締役も、「失敗を隠さない社会を目指し、挑戦者が増えるための活動を続けていく」との意気込みを語った。
イベントの概要と今後の展望
イベント名は「第5弾 ベンチャー企業経営者が語る!経営・事業上のリアルセッション交流会」で、開催日は2026年2月26日。会場は新宿のWeWorkリンクスクエア。今後もこのような試みを通じて、経営者同士が互いの経験を持ち寄り、学び合える場を提供していくことが期待される。