大学生のためのブランドデザインコンテスト「BranCo!」概要
2023年7月9日、水曜日にオンラインで実施されるブランドデザインレクチャーに合わせて、株式会社博報堂と東京大学教養学部が共催する「第14回BranCo!」が始まります。このコンテストは、大学生や大学院生を対象にしたもので、昨年は82の大学から125チームが参加し、506人の学生が競い合いました。
「BranCo!」は、博報堂が取り組む生活者発想やブランドデザインの重要性を学生たちに伝えることを目的とした教育コンテストとして2012年にスタートしました。これまでに150以上の大学から多くの学生たちが参加しており、2024年度のテーマ「人間らしさ」では、優勝チームが「煩悩シスターズ」という結果に終わりました。
今年のテーマ「創造性」とは?
2025年度のテーマに選ばれた「創造性」は、私たちが日常の中で持つひらめきから、時代を変えるような大きな革新にまで広がります。現代社会は、人々が直面するさまざまな課題に対して新しいアイデアを必要としており、生成AIの進化によって私たちが担うべき役割は、まさにこの創造性を使うことだと言われています。
このため、「BranCo!」では、参加者に「創造性」に関連する課題を調査し、具体的な商品やサービスブランドのアイデアを考える機会を提供します。コンテストはチームで行われ、協力し合って課題を解決する力や創造的な思考を育むことを目指します。Darwin分析やチームワークを重視し、40時間の集中した学びの場が与えられることでしょう。
コンテストの流れと重要日程
ブランドデザインレクチャーは2025年7月9日にオンラインで開催され、セミナーや説明会などが行われます。この公演は、学生たちがコンテストの進行について理解を深める大切な機会です。参加希望者は、公式サイトやSNSを通じて申込を行う必要があります。
その後、9月5日には書類審査の締切があり、通過したチームは10月23日までに動画形式でのプレゼンテーションを行います。そして、12月20日には、東京大学で決勝プレゼンテーションが予定されており、一般公開も行われる予定です。
参加方法と条件
参加資格は大学生(短大生含む)、大学院生、高等専門学校生(4年生、5年生のみ)で、決勝プレゼンテーション終了時に企業に所属していないことが条件です。このコンテストは、文系・理系・美術系を問わず、学生たちが集まってアイデアを競い合う場ですので、興味のある方はぜひ参加を検討してください。
主催者と関連団体
このコンテストは、博報堂と東京大学教養学部が主催し、厚く文部科学省や多くの関連団体からの後援を受けています。加えて、参加学生たちは、実名のメンターからの支援を受けられたり、博報堂プロダクツとのコラボレーションによって一層専門的な知見を得られたりする機会も用意されています。
「創造性」というテーマを基に、多くの学生が新しいアイデアを生み出し、業界の未来を切り開いていく姿が楽しみです。コンテストを通じて得られる経験は、学生たちの将来に向けた価値ある資産となるでしょう。皆様の参加を心よりお待ちしています。