DMARC対応の重要性
2025-06-23 09:19:38

DMARC対応の重要性と業務運用における課題を解消するヒント

DMARC対応の必要性が高まる中での課題



2025年5月から、マイクロソフトがDMARCポリシーに基づく受信制御を開始することが発表され、企業は「なりすましメール」対策を急がなければならない状況にあります。現在、フィッシング詐欺は、正しい企業や団体になりすましたドメインを利用して行われることが多くなっており、これに対する対策は企業の信頼性を保つためには不可欠です。特に、金融機関やECサイト、行政機関など、消費者と頻繁にメールをやりとりする組織は、標的にされやすい環境と言えます。さらに、GoogleやYahooなどの主要メールサービスもDMARCへの対応を強化しており、DMARC未導入企業のメールは正しく届かないリスクが存在します。このため、多くの企業は法的リスクや顧客からのクレームを避けるためにも、早急にDMARCを導入し、運用を開始する必要があります。

DMARC導入の現実的な課題



それでもなお、DMARCの必要性を理解している企業が実際の導入に踏み出せない現実もあります。SPFやDKIMの設定は行っているものの、「本当に正しく機能しているのか」と担当者が不安を抱えることが多いのです。特にDNS設定において手動ミスのリスクがあるため、これが導入を躊躇わせる要因になっています。また、複数の送信元が存在し、クラウドメールやマーケティングツールが乱立する環境においては、ドメイン全体の管理が難解になり、DMARCレポートも専門的なXML形式で提供されるため、分析や保守に要する時間も膨大になります。現場担当者は「メールが届かなくなるかもしれない」という不安を抱えていて、これが導入を遅らせる要因となっています。

解決策の提示と具体的アプローチ



このような中、DMARCはフィッシングリスクの低減やブランドの保護、メールの到達率向上に非常に有効な手段とされています。本ウェビナーでは、「DMARC対応をこれから検討している」企業や、他の製品を導入したが設定や運用に課題がある企業の情報システム、安全運用、マーケティング、コンプライアンス担当者に向けて、まずDMARC対応の現状と導入時の課題を整理します。その後、DMARC関連の特許を持つ「Valimail」を紹介し、送信元の可視化やレポートの自動分析、運用効率の向上といった同サービスによる具体的なユースケースについても詳しく解説します。

現在、DMARCの導入や運用を進めたいと考えている方、またはなりすましメールによるブランド信頼性の低下を防ぎたいとお考えの方には、ぜひ参加していただきたい内容です。私たちは、参加者の役に立つウェビナーを通じて、DMARCの運用や導入に対する知識や不安を解消する手助けを行います。

主催および協力企業



本ウェビナーはDAIKO XTECH株式会社およびサイバネットシステム株式会社によって主催されており、オープンソース活用研究所とマジセミ株式会社の協力のもと開催されます。また、過去のウェビナーの資料や現在募集中のセミナーについては、マジセミのウェブサイトからもご覧いただけます。

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マジセミ株式会社 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング3階 お問合せはこちら


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