日本初！産学連携で実現する『DAO』の実証実験：大阪・関西万博が描く未来社会

大阪・関西万博が描く未来社会：産学連携による『DAO』の実証実験

2025年に開催される大阪・関西万博では、未来社会の実験場として、様々な革新的な取り組みが予定されています。その中のひとつとして注目されているのが、デジタル・オープンイノベーション・キャンパス（DOIC）における産学連携による『DAO』の実証実験です。

『DAO』とは、Decentralized Autonomous Organization（分散型自律組織）の略称で、ブロックチェーン技術を活用し、リーダー不在で参加者全員が意思決定に関与できる新しい組織形態です。従来の組織形態とは異なり、誰もが平等に意見を表明し、組織運営に参加できる点が大きな特徴です。

DOICは、大学・研究者連合を基盤とし、企業・自治体・文化人・市民と協働して、デジタル空間上に様々なコンテンツを企画・展示することで、世界中の人々を繋ぐネットワークを構築することを目指しています。

今回の産学連携による『DAO』の実証実験は、DOICの取り組みの一環として、Web3技術を活用した未来社会の構築に向けた挑戦となります。

『DAO』が実現する未来社会

『DAO』は、リーダー不在で参加者全員が意思決定に関与できるため、透明性が高く、公平な組織運営が期待できます。また、地理的な制限がなく、世界中の人々が参加できるため、多様な意見を取り入れ、より良い社会を創造する可能性を秘めています。

今回の実証実験では、産学連携により、『DAO』が現実社会でどのように活用できるのか、その可能性を探っていきます。