新たな船旅の魅力、北前船御船印の登場
日本の文化や歴史を彩った北前船。江戸時代から明治時代にかけて、物流の中心的役割を果たしたこの船の魅力を、御船印として新たに楽しむことができるようになります。
御船印めぐりプロジェクトとは?
「御船印めぐりプロジェクト」は、寺社仏閣で受け取る御朱印の船のバージョンとして、各地の船会社や博物館がオリジナルの御船印を発行し、全国各地の港や船内で入手できるように推進しています。これにより、参拝の証としてだけでなく、船旅のスタンプラリーのように印を集める楽しみが広がります。
北前船の魅力と背景
江戸時代には、北前船が大阪と北海道を日本海周りで結び、大量の物資や文化を運びました。この船は単なる運搬手段ではなく、まさに“海の商人”として日本各地に経済と文化を根付かせる重要な役割を果たしました。地元経済の発展を促進し、各地の特色を広めた北前船が、今回の新しい御船印のテーマとして選ばれました。
新しい御船印の特徴
新たに発行される「北前船御船印」は、北前船をテーマにした印となっています。これには、事務局からのお墨付きともいえる「北前船マーク」が配置され、その信頼性が担保されています。また、御船印のデザインは各参加社において独自の特色を持ったものとなっており、収集の楽しみが増えます。現在、138社がこのプロジェクトに参加し、各地で個性豊かな印が販売されています。
参加社の多様性
このプロジェクトには、多くの船会社と博物館が参加しており、各社ごとに異なる御船印が用意されています。これにより、集める楽しみはもちろん、各地を訪れる際の新たな目標にもなります。販売開始時期や場所に関しては、公式ホームページで確認が必要です。
船旅の新しい称号制度
御船印を一定枚数集めることで得られる称号制度も魅力の一つです。現段階では「船長」や「一等航海士」といった称号が準備されており、参加社が増えることで新たな称号の設立も期待されています。思い出を記念するための印だけでなく、新しい称号を目指す楽しみも追加されることで、さらなる船旅の活性化が図られます。
終わりに
日本の歴史に深い根を持つ北前船をテーマにした「北前船御船印」。この新しい取り組みによって、単なる収集以上の体験が待っています。公式の船印帳も販売されており、御船印を集めることで思い出が増え、旅が一層特別なものとなるでしょう。ぜひ新たな旅のスタイル、「御船印めぐり」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
御船印めぐりプロジェクトの公式ホームページも要チェック!