「マイ広報紙」がDMPに登録される背景
最近、スパイラル株式会社が提供するインターネット上の自治体広報紙プラットフォーム「マイ広報紙」が、デジタル庁の調達プラットフォーム「DMP(デジタルマーケットプレイス)」に正式に登録されたことが発表されました。この登録は、2025年7月18日に行われ、今後の自治体向けサービスの向上が期待されます。
「マイ広報紙」は、全国の1000を超える自治体が発信する広報紙を集約し、テキストデータとして配信するサービスです。これにより、住民は各地域の重要な情報を手軽に閲覧できるようになります。
DMP(デジタルマーケットプレイス)とは?
「DMP」自体は、デジタル庁によって運営されている行政向けの調達プラットフォームです。このプラットフォームによって、企業と行政機関がオンラインで迅速かつ公平に結びつくことができます。
企業は自社サービスをDMPのカタログサイトに登録し、自治体はその中から必要なサービスを比較しながら選ぶことができるため、エビデンスに基づいた調達が可能となります。これにより、行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)が一層加速されるでしょう。
「マイ広報紙」のサービス内容
「マイ広報紙」は自治体からの許可を得て広報紙をデジタル化し、インターネットを通じて公開しています。利用者は、パソコンやスマホから自由にアクセスできるため、地域情報を手軽に入手できます。さらに、4つのプランが用意されており、各自治体のニーズに応じた配信が可能です。
具体的には、地域のイベントや福祉情報、政策などが正確に届けられるため、住民との情報の共有が円滑になります。このように「マイ広報紙」は、地域社会の情報伝達手段として重要な役割を果たしています。
今後の展望
スパイラル株式会社は、今後も「マイ広報紙」を活用して自治体のDX推進を支援し、地域課題の解決に寄与することを目指しています。また、より多くの自治体での導入を進めていくとのことです。
さらに、同社は「マイ広報紙」の利用促進に向け、隣接するSNSでも情報を発信しています。Facebook、Instagram、X(旧Twitter)などのソーシャルメディアを通じて、地域住民への広報支援を強化していく予定です。
【スパイラル株式会社の概要】
- - 所在地: 東京都港区赤坂2-9-11 オリックス赤坂2丁目ビル
- - 代表取締役: 佐谷 宣昭
- - 事業内容: ローコード開発プラットフォーム事業、SaaS事業、行政向けDX推進事業など多岐にわたります。さらに、各種情報を提供しながら、自治体のデジタル化に対応したサービスを展開しています。
スパイラル株式会社公式ウェブサイト
この新たな取り組みが、地域住民にとっての利便性をさらに高めることに期待が寄せられています。「マイ広報紙」を通じて、自治体とのコミュニケーションの深化や、情報収集がより容易になるでしょう。今後の発展に目が離せません。