デジタルサイネージ修理
2019-12-09 11:02:57

ワンダーフューチャーが低コストなデジタルサイネージ修理サービスを開始

ワンダーフューチャーコーポレーションが新たに提供する「IH-EMS™」



近年、デジタル広告は急速に進化し、特に交通広告や屋外広告などではデジタルサイネージが重要な役割を果たしています。しかし、これらのデバイスに発生する不良品の修理コストは高く、多くの企業が頭を悩ませてきました。このたび、ワンダーフューチャーコーポレーション(WFC)が発表したのは、そのコストを大幅に削減しつつ、品質を保つことができる受託修理サービス「IH-EMS™」です。

デジタルサイネージの不良品問題



デジタルサイネージやタブレット、スマートフォンなどのデバイスには、必ずと言って良いほど電子部品が使用されています。しかし、これらの部品には不良品が発生することがあります。従来のリペアプロセスでは、ヒートガンなどでデバイス全体に熱を加える必要があり、その過程で周辺部品にダメージを与えてしまう可能性がありました。そのため、効率的に不良品のみを交換することが難しく、多くの場合、デバイス全体を廃棄しなければならない状況が生まれていました。これがデジタルサイネージの高コスト化に繋がっていたのです。

IHスポットリフロー技術



ワンダーフューチャーのIHリフロー技術は、電磁誘導を用いた独自の実装方法で、特定の部分だけを瞬時に加熱し、周辺部品に影響を与えずにリペアを行うことが可能です。これにより、軽量で柔軟な素材でも電子部品が取り付けられる柔軟性・伸縮性を備えた製品が実現できます。この新技術によって、必要な部品だけを局所的に加熱し、はんだを溶かすことで周囲への影響を最小限に抑えながら修理を行うことができるため、各種メーカーの製造プロセスにおけるコスト削減や品質向上に貢献します。特に、ミニLEDやマイクロLEDなど次世代ディスプレイ技術の進展にも対応する展望が開かれています。

まとめ



WFCの「IH-EMS™」サービスは、デジタルサイネージや各種デバイスのリペアを効率的に行うことで、高コストの問題を解決し、製造業界全体の質を向上させる可能性を秘めています。今後も同社の動向に要注目です。

会社情報



  • - 会社名: 株式会社ワンダーフューチャーコーポレーション
  • - 代表取締役社長: 福田 光樹
  • - 所在地: 東京都千代田区神田須田町1-21-5 C-5ビル 9階B
  • - 設立: 2013年4月1日
  • - 公式サイト: http://wonderf-c.com
  • - お問い合わせ:
- E-mail: [email protected]
- 電話: 03-6875-8528

デジタルサイネージの改革に向けた新技術の導入が、どのように進展していくのか、その行方に注目したいところです。

会社情報

会社名
株式会社ワンダーフューチャーコーポレーション
住所
神田須田町1-21-5C5ビル9階B
電話番号
03-6875-8528

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