アドバンテック、COMPUTEX TAIPEIでの輝かしい受賞
2025年5月13日、台湾に本社を置くアドバンテックが、世界最大級の国際AI展示会「COMPUTEX TAIPEI」で複数の製品を受賞したことを発表しました。今回の受賞は...
Best Choice Awardsの意義
「Best Choice Awards」は、参加企業の中から選ばれた特に優れた製品を表彰するもので、機能性や革新性、市場の可能性などが評価されます。今年は405製品から選ばれたアドバンテックの2製品が、厳格な審査により受賞に至りました。
受賞したのは、エッジAIサーバ「AIR-420」と超薄型バッテリーレス電子ペーパ「EPD-304」です。特に今回の受賞は、アドバンテックにとって初めての複数受賞であり、同社の技術力や市場での立ち位置の強化を示しています。
AIR-420の特徴
「AIR-420」は、エッジAI処理を目的に設計されたサーバで、AMDのRyzenプロセッサを用いて最大208TFLOPSの性能を発揮します。このサーバは、効率的なAI処理と柔軟な設計を特徴としており、様々な業界のニーズに応えることができます。Miller Chang社長は「ユーザのニーズを理解することが競争上の優位性を生む」とし、同製品が様々な業界の要求を満たせるものであることを強調しました。
EPD-304の革新性
一方「EPD-304」は、バッテリー不要で環境に優しいデザインが特徴です。超薄型かつIP68の保護等級を持ち、過酷な環境における使用を想定しています。NFCに対応しており、省電力でリアルタイムのデータ更新が可能です。持続可能な地球の実現を目指すアドバンテックのESGミッションに沿った製品ともなっています。
展示と今後の展開
今回受賞した製品は「COMPUTEX TAIPEI」の開催期間中に専用コーナーで展示されており、参加者には日本人スタッフによる日本語説明も行われる予定です。展示会では、アドバンテックの最新技術を体感することができ、特に持続可能な未来の発展に向けたAIアプリケーションの進化が注目されます。
Advantech at COMPUTEX
また、アドバンテックは「COMPUTEX TAIPEI」に連動し、「Advantech at COMPUTEX」イベントと題してカンファレンスやセミナーを開催。これには20以上の各セミナーが含まれ、オンラインでの参加も可能です。この機会に、最新の技術を学び、ネットワーキングの場とされることを期待しています。
詳しい情報はアドバンテックの特設サイトをチェックしてください。
まとめ
アドバンテックの今回の受賞は、企業の技術革新の証であり、エッジAIや持続可能なテクノロジーの進化を象徴するものです。この受賞を契機に、さらなる発展が期待されます。