新日本建物、環境配慮型IoTレジデンスを千駄ヶ谷に開発
株式会社新日本建物は、東京都渋谷区千駄ヶ谷に建設中の投資用IoTレジデンス「(仮称)ルネサンス千駄ヶ谷Ⅲプレミアムコート」が、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)におけるZEH-M Oriented認証を取得したと発表しました。
ZEH-M Orientedとは、マンション全体での一次エネルギー消費量を20%以上削減することを目指す、高い省エネルギー性能を有するマンションのことで、断熱性能の向上と高効率設備システムの導入により、快適な室内環境と大幅な省エネルギーの両立を実現しています。
本物件は、外皮平均熱貫流率(UA値)0.60、基準一次エネルギー消費量からの削減率(BEI値)22%という高い評価を獲得。環境への配慮と、居住者の快適性を両立した、次世代のマンションと言えるでしょう。
物件概要
- - 所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷
- - アクセス:JR中央・総武線「千駄ヶ谷」駅徒歩5分
- - 構造・規模:鉄筋コンクリート造4階建
- - 延床面積:1,057.39㎡
- - 竣工予定:2025年8月
- - 評価結果:ZEH-M Oriented(エネルギー消費性能★★★、断熱性能5)
- - 評価交付年月日:2024年10月29日
IoTレジデンスの先駆け
本物件は、IoT技術の導入も特徴の一つです。具体的なシステムについては公開されていませんが、省エネルギー性能の更なる向上や、居住者の利便性向上に貢献するものと考えられます。今後、具体的なシステム内容が公開されることに期待が高まります。
新日本建物の取り組み
新日本建物は、タスキホールディングスグループの一員として、持続可能な社会の実現に向け、環境負荷の低減に積極的に取り組んでいます。BELS認証取得物件は、本物件を含め8棟目となり、同社の環境への強い意識が伺えます。
今後も、地球環境に配慮した高付加価値物件の開発・提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくとしています。
まとめ
「(仮称)ルネサンス千駄ヶ谷Ⅲプレミアムコート」は、高い省エネルギー性能と快適な居住空間、そしてIoT技術による利便性の向上を兼ね備えた、魅力的な投資用マンションです。環境問題への意識の高まりとともに、このような省エネルギー型の物件への需要はますます高まっていくと予想されます。新日本建物の今後の展開にも注目が集まります。
株式会社新日本建物
東京23区を中心に、マンションや物流施設、オフィスの開発を手掛ける総合不動産デベロッパーです。企業理念は「変わること、変わらないこと」。市場の変化に柔軟に対応しながら、多様な不動産ソリューションを提供しています。
株式会社タスキホールディングス
2024年4月1日、株式会社タスキと株式会社新日本建物の経営統合により設立されました。デジタル技術を活用し、不動産価値流通における革新的なプラットフォーム構築を目指しています。ミッションは『人を起点に。空間をデジタルに。未来を変える仕組みをつくる。』です。