鍋焼うどん、進化の全貌
冷凍食品業界の巨人、株式会社キンレイが携わる「お水がいらない」シリーズは、その誕生から数年を経て、今なお多くのファンを持つ日本の定番商品です。特に「お水がいらない 鍋焼うどん」は、累計販売数2億食を超え、家庭で手軽に本格的な美味しさを楽しむことができる商品として人気を博しています。2025年8月19日からの新発売にあたり、同商品はさらなる品質向上を図ることになりました。
創業50周年を迎えた意義
キンレイは創業50周年を迎えるにあたり、「お水がいらない」シリーズに新たな挑戦を加えることを決定しました。特に「鍋焼うどん」の改革では、長年培ってきた製造技術を活用し、自社工場でのかつお節の削り出しを開始。これにより、より新鮮で風味豊かなだしが実現しました。
新たな「お水がいらない 鍋焼うどん」の魅力
「お水がいらない 鍋焼うどん」は、だし、麺、具材がひとつになった商品です。お鍋で温めるだけで、手軽に食べつけるスタイルが特徴です。新たに導入された削りたてのかつお節など、3種の節から作られる黄金だしは、枕崎産の鰹節を使用して香り高く仕上げられています。これにより、さらなる風味の豊かさを実現しました。
こだわりの素材
- - だし: 削りたての節を使用し、昆布や椎茸も加えた黄金だし
- - 麺: 北海道産小麦を使用した、もっちりとした食感の麺
- - 具材: 9種類の具材(椎茸、ねぎ、つくね、ほうれん草、えび、かまぼこ、きざみ揚げ、わかめ、麩)が豊富に入っています。
復活する2つの人気商品
新たな鍋焼うどんと同時に、「お水がいらない 牛すき焼うどん」と「お水がいらないかぼちゃのほうとう」も再販されます。これらは過去に人気を博した商品で、ファンからの強い要望を受けて復活することとなりました。
牛すき焼うどんの特徴
特に注目すべきは「牛すき焼うどん」です。味わい深い昆布だしに、牛肉と野菜の旨みが絶妙に溶け込んだつゆは、一度食べたら忘れられない美味しさ。具材には牛肉、白菜、にんじん、白ねぎ、麩の5点が含まれており、卵を加えることでさらに味わいが増します。
かぼちゃのほうとうの魅力
アートのような見た目で目を引く「かぼちゃのほうとう」は、山梨県の郷土料理を再現した一品です。2種類の味噌をブレンドしたつゆは、かぼちゃの甘味と野菜の旨みが溶け込んだ、コクのある深い味わいです。具材には7種類(かぼちゃ、ごぼう、白菜、ぶなしめじ、きざみ揚げ、ねぎ、人参)が含まれ、食べ応え十分です。
手軽に本格派を楽しむ「お水がいらない」シリーズ
「お水がいらない」シリーズは、2010年からスタートし、手軽に専門店と同等のクオリティを家庭で楽しめると評判です。冷凍技術を駆使することで、だしのストレートな風味を丸ごと凍結しており、お湯で割る手間を省きました。お鍋で温めるだけで、手軽に美味しさをお届けしています。
このように、キンレイは品質向上とともに、家庭での食卓に彩りを添える商品開発に挑戦しているのです。