クラウドERP「multibook」がフィリピンで承認を取得
株式会社マルチブックが展開するグローバルクラウドERP「multibook」。このたび、フィリピンの内国歳入庁(BIR)からコンピュータ会計帳簿(CBA)の承認を受けたことを発表しました。この承認により、フィリピン国内のユーザー企業は、手作業での会計業務から解放され、効率的な会計管理を実現できます。
CBAとは何か?
CBA(Computerized Books of Accounts)は、フィリピンの企業がコンピュータシステムを利用して会計を行う際に必要となる承認制度です。企業がCAS(Computerized Accounting System)またはCBAを申請し、承認を得なければ、従来通り手書きや表計算ソフトでの帳簿作成を続けることになります。そのため、承認を受けた「multibook」は、ユーザー企業にとって非常に重要なツールとなります。
CASとCBAの違い
CBAは主に財務諸表や仕訳帳、総勘定元帳といった会計帳簿に焦点を当てているのに対し、CASは請求書や領収書、源泉徴収税フォームなども含めた幅広い帳票に対しての承認が必要です。マルチブックはCBAにとどまらず、CASの要件にも対応し、請求書や領収書の管理も可能です。これにより、企業はより柔軟に会計業務を行うことができます。
multibookの特長
「multibook」は、導入の迅速性や高い処理速度が特長のクラウド型会計・ERPサービスです。12カ国語でのサポートや多通貨対応、多様な業種への適応力があり、製造業や商社、飲食業、建設業など、さまざまな業種でのニーズに応えています。また、全国500社以上に導入実績がある信頼性も持ち合わせています。
主な機能としては、会計、ロジスティクスの管理、固定資産管理、さらにはリース資産管理や経費精算、マネジメントコックピット、BPOコックピット、外部サービスとの連携機能(連結会計や倉庫管理など)が挙げられます。これにより、企業は税務の適正化を図りつつ、業務の効率を向上させることができます。
まとめ
グローバルに展開するERPシステム「multibook」は、フィリピンでの承認を持つことで、国内企業に対して重要な役割を果たすことが期待されます。多言語・多通貨対応で、国際的なビジネス環境における柔軟性と迅速性が魅力。これからの会計業務の在り方を変えていく存在として注目されています。まずは公式サイト(
https://www.multibook.jp/)を訪れ、詳細をチェックしてみてはいかがでしょうか。