BtoB企業におけるSFAツールの利用実態調査結果を発表！

BtoB企業におけるSFAツールの利用実態調査結果

株式会社IDEATECH（本社：東京都港区、代表取締役社長：石川友夫）は、BtoB企業の営業責任者105名を対象に、営業支援ツール（SFA）の利用実態に関する調査を実施しました。この調査の結果、利用されているSFAツールの中で最も人気があるのは「Salesforce Sales Cloud」で、全体の54.3%を占めていることがわかりました。

SFAツールの利用状況

調査結果によると、現在のSFAツールとして「Salesforce Sales Cloud」がトップに立ち、次いで「kintone」の使用が21.0%となっています。他にも、HubSpot CRM、Zoho CRM、Mazrica Sales、Pipedriveなどさまざまなツールが利用されています。

SFAツールへの満足度

興味深いことに、調査に参加した半数以上が「現在使用しているSFAツールに満足しています」と回答しました。具体的には「非常に満足している」が8.6%、「やや満足している」が45.7%という結果に。一方で、29.5%の人が「あまり満足していない」、7.6%が「全く満足していない」と答えており、満足度には分かれが見られます。

導入による成果

SFAツールの導入により得られた成果として、「営業プロセスの標準化」が46.7%、「顧客情報の一元管理」が41.9%といった回答が寄せられています。これにより、営業活動がより効率的に進められるようになったと考えられます。ただし、導入した多くの企業が「運用費が高い」と感じており、その理由として「継続的なライセンス料が予想以上に高い」（47.8%）といった意見が多く見られました。

使いづらさと課題

調査では約4割が現在のSFAツールに「使いづらさ」を感じていると回答。具体的な理由としては、「必要な情報の入力に時間がかかる」（53.8%）や「操作が複雑で習得に時間がかかる」（35.9%）などが挙げられ、機能性に課題があることも浮き彫りになりました。

結論

この調査を通して、多くのBtoB企業がSFAツールの導入によって効率化を実感する一方、運用費や使い勝手に関する課題を同時に抱えていることがわかりました。今後、営業活動のさらなる効率化を図るためには、コストパフォーマンスやユーザビリティに優れたツールの選定が求められます。

詳細な調査結果についてはこちらからダウンロードできます。