コロナとコンタクトレンズ
2020-04-03 15:44:25

新型コロナウイルスとコンタクトレンズの安全性についての見解

新型コロナウイルスとコンタクトレンズの安全性について



2020年4月2日、一般社団法人日本コンタクトレンズ協会による新型コロナウイルス(COVID-19)とコンタクトレンズの関係に関する見解が発表されました。この発表は、公益社団法人日本眼科医会との情報共有に基づいています。協会によると、コンタクトレンズの使用が新型コロナウイルス感染のリスクを高めるという証拠は見当たらないとのことです。

コンタクトレンズ使用時の注意事項



ただし、コンタクトレンズを安全に使用するためには、いくつかの注意点が重要です。以下に、正しい使用法を確認し、感染リスクを低減させるためのポイントを挙げます。

1. 手洗いの徹底: 目は粘膜で構成されており、汚染された手で触れると細菌やウイルスに感染する可能性があります。そのため、コンタクトレンズを着脱する前に、必ず石鹸で手を洗い、流水で十分に流した後、清潔なタオルで水分を拭き取ることが求められています。

2. 他人との共有禁止: 他者とのコンタクトレンズの貸し借りは絶対に避ける必要があります。個人の使用に限ることで、感染のリスクを大幅に減少できます。

3. 使用時間と期間の遵守: 使用しているコンタクトレンズの装用時間や期間は、必ず処方医の指示や製品の取り扱い説明書に従いましょう。

4. 正しいケアの実践: カラーコンタクトや使い捨てレンズなど、特別なケアが必要な製品については、指示や説明書に従って正しくお手入れを行うことが重要です。

5. 就寝時の注意点: 基本的には、連続装用を許可されていないレンズを装用したまま就寝することは避けてください。

これらのガイドラインに従うことで、コンタクトレンズを安全に使用し、健康を守ることができます。

日本コンタクトレンズ協会の取り組み



日本コンタクトレンズ協会は、コンタクトレンズの安全な使用を促進するために、今後も必要な情報やガイドラインを提供し続ける意向を表明しています。協会は、コンタクトレンズ業界の代表的な団体であり、正会員38社(製造・販売業者)および賛助会員33社(小売販売業者)で構成されています。

当協会は1958年に設立され、2009年に一般社団法人化されました。東京都文京区にオフィスを構え、利用者や業界関係者に向けた情報発信を行っています。公式ウェブサイトには、最新の情報やコンタクトレンズの安全な利用に関する知識が掲載されています。

皆様の健康を第一に考え、安全なコンタクトレンズの利用をおすすめします。

会社情報

会社名
一般社団法人日本コンタクトレンズ協会
住所
東京都文京区本郷3-15-9SWTビル8F
電話番号
03-5802-5361

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。