宮城の新水産品
2025-05-29 11:50:59

宮城県の新たな水産加工品、廃棄わかめで生まれた「チーズdeわかめ」と「乙女の味方」

宮城県の新たな水産加工品、廃棄わかめで生まれた「チーズdeわかめ」と「乙女の味方」



2025年5月に、宮城県の水産加工業界に新たな風が吹き込まれます。廃棄されるわかめを有効活用した「チーズdeわかめ」と、女性向けの栄養補給食品として名を馳せる「乙女の味方」が登場します。両商品は、ニューホライズンコレクティブ合同会社の「売れる仕組み創造室」が宮城県の企業と協力して生み出した注目のラインナップです。

最高賞「農林水産大臣賞」を受賞した「チーズdeわかめ」


「チーズdeわかめ」は、2025年1月に開催された第49回宮城県水産加工品品評会で見事「農林水産大臣賞」を受賞しました。この商品は、近年の気候変動がもたらす影響で廃棄されていた規格外のわかめを原料とし、料理研究家・井原裕子さんが監修しました。この取り組みは、養殖わかめの産業にも新たな可能性を示しています。

わかめの養殖業者にとって、廃棄される部分は毎日数百キログラムにも達するため、経済的な課題が存在します。「チーズdeわかめ」は、その廃棄物を美味しく新たな商品へと変身させ、流通を通じて農家の収益を向上させる期待が寄せられています。また、この商品はバケットやトーストに塗ったり、サラダのドレッシングとしても楽しめます。特に茹でたブロッコリーや生のトマトと共に提供すると、カプレーゼ風に楽しむことができます。

「乙女の味方」で女性を食の力でサポート


「乙女の味方」は、忙しい毎日の中でも手軽に栄養を摂取できることを目的としたスープです。特に不足しがちな鉄分をおいしく補える商品として、女性を応援するシリーズの一環として開発されました。宮城県産のトマトや野菜などをふんだんに使い、無添加・国産にこだわったこのスープは、毎日の健康を支える一杯です。

スープの中には、宮城県産トマトや長州どりのレバーが使われており、これらもまた未利用部分を活用したものです。井原裕子さんの監修により、栄養たっぷりでありながら、美味しさも十分に考慮されています。パッケージデザインは、静岡文化芸術大学の学生たちと共同で制作され、魅力的なビジュアルで女性に親しみやすい印象を与えています。

両商品開発の背景


「売れる仕組み創造室」のプロジェクトは、宮城県水産加工品品評会をきっかけに始まりました。ムラカミの「チーズdeわかめ」と石川食品の「乙女の味方」は、どちらも未利用部分の活用に注力した商品です。これにより、食品ロスの削減だけでなく、地域の産業の活性化を図ることが期待されています。

さらに、井原裕子さんは両商品の開発に対し、特に若い世代にも受け入れられるよう工夫をこらしたとコメントしています。「チーズdeわかめ」は、わかめとチーズの意外な組み合わせを実現し、全ての世代が楽しめる商品に仕上がっています。また、「乙女の味方」は、日々の忙しさの中で栄養を手軽に摂取できることを実現しました。

総括


両商品の発売により、宮城県の水産加工業界には新しい風が吹き込むことが期待されています。これらの取り組みは、廃棄食材の有効活用だけでなく、地域の食文化の発展にもつながることでしょう。新たなライフスタイルを提案する「チーズdeわかめ」と「乙女の味方」に、ぜひご注目ください。

参考リンク




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会社情報

会社名
ニューホライズンコレクティブ合同会社
住所
東京都港区新橋1丁目7−1 近鉄銀座中央通りビル9F
電話番号

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