台湾のSteminent社との製造契約締結
株式会社サイト-ファクト(以下、サイト-ファクト)は、台湾に本社を置く幹細胞バイオ製薬企業であるSteminent Biotherapeutics Inc.(以下、Steminent)との間で、再生医療製品「Stemchymal」の商用製造委託に関する基本合意書(LOI)を2026年1月14日に締結しました。この契約により、サイト-ファクトはStemchymalの製造パートナーとして選ばれ、両社は製造体制の構築や技術移管に向けた具体的な検討を行うこととなります。
Stemchymalとは
Stemchymalは、Steminent社が開発した間葉系幹細胞(MSC)製品で、古くからの研究を基に脊髄小脳変性症(SCA)治療のための再生医療を目的としています。既に日本と台湾では第II相臨床試験が行われ、そこから得られた安全性や有効性に関するデータが集められています。特に日本では、REPROCELL社が独占的に商業化ライセンスを保有し、条件付き承認申請に向けた準備を進めています。
社長のコメント
Steminent社のChairman & CEOであるLing-Mei Wang氏は、「日本での承認取得に向けて、サイト-ファクト社の豊富な細胞製造実績に高い期待を寄せています。このLOIの締結は、将来にわたる製造と供給体制の構築への重要な一歩であり、脊髄小脳変性症の患者様に対して新しい治療の選択肢を早く提供できるよう尽力します」と述べています。
また、サイト-ファクトの代表取締役社長である石橋泰徳氏は、「我が社がSteminent社の国内CDMOとして選ばれたことは大変名誉であり、彼らの技術と実績を応用し、将来の商用製品供給に貢献したい」と語りました。
今後の展開
両社は、LOIの枠組みを元に製造プロセスの設計を進め、正式な製造委託契約締結に向けた協議を継続する方針です。さらに、国際的な供給体制を構築することで、より広範な医療ニーズに応える体制を整えます。サイト-ファクトは遺伝子・細胞医薬品に特化したCDMOサービスを提供し、その強固な製造基盤のもと、様々な製品の開発を行っています。
会社概要
株式会社サイト-ファクト
兵庫県神戸市に本社を置くサイト-ファクトは、GMP基準に準拠した製造设施を持ち、CAR-TやMSC、iPSCなどの多様なモダリティに対して一貫したサポートを提供しています。サイト-ファクトは、今後も再生医療の発展に貢献し続ける所存です。詳細については、
公式サイトをご覧ください。
Steminent Biotherapeutics Inc.
台湾・台北を拠点にするSteminentは、独自の幹細胞プラットフォームを活用し、退行性疾患などに対する細胞治療の研究・開発を行っています。グローバルに展開し、日本や米国を含む各国での治療法の実用化を目指しています。詳細は、
公式サイトにて確認できます。
本契約によってもたらされる再生医療の進展に期待がかかります。