三井住友トラストクラブが高校生向け金融教育プログラムを開始

三井住友トラストクラブ株式会社（社長：五十嵐幸司）は、若い世代の金融リテラシーを高めるべく新たな取り組みをスタートさせました。その取り組みの一環として、高校生向けにクレジットカードの授業を実施しています。この試みは、SDGsの達成にも貢献するとともに、持続可能な社会の実現を目指しています。

本授業は、2024年と2025年にわたって広島県と神奈川県で行われるもので、跡見学園高等学校と横浜中華学院で実施されます。授業では、①日本や世界のキャッシュレス事情、②クレジットカードの仕組みや支払方法、③クレジットカードにまつわるトラブルの事例、④クレジットカードの歴史など、多岐に渡るテーマがカバーされます。

授業の様子は、前半と後半の2部構成で行われ、跡見学園高等学校では三井住友信託銀行との共同開催による信託銀行の説明が行われ、その後にクレジットカードに関する内容が進められます。このように、参加者は幅広い視点からキャッシュレス社会を学ぶことができるのです。

授業後のアンケートでは、生徒たちから多くの前向きな感想が寄せられました。「親がクレジットカードを好む理由が分かりました」や「学校では教わらない内容を学べてとても大事な体験でした」という声がありました。また、「クレジットカードのメリット・デメリットを知ることができて、お金についての理解が深まりました」といった反響もあり、金融教育の重要性が再確認されました。

三井住友トラストクラブでは、SDGsの目標4『質の高い教育をみんなに』や目標8『働きがいも経済成長も』への貢献を目指し、今後も金融教育の推進を続けていく方針です。さらに、興味のある団体や学校向けに、クレジットカードやキャッシュレスに関する講義を無償で提供することも可能で、参加希望の方はお問い合わせ先を通じて具体的な内容を相談できます。

このような取り組みを通じて、三井住友トラストクラブは金融リテラシーの向上を図り、将来的な社会の発展に寄与したいと考えています。持続可能な社会を築くためには、若い世代が経済的な知識を身につけることが不可欠です。

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