式場庶謳子展~心を伝える~の魅力
新潟県中蒲原郡五泉町で生まれた版画家、式場庶謳子が今年生誕100周年を迎え、特別な回顧展「式場庶謳子展~心を伝える~」がNSG美術館にて開催されます。この展覧会は、彼女の生涯とその創作活動の軌跡を振り返る貴重な機会です。展示は2025年11月15日から12月21日までの予定で、初期から晩年の代表作まで多くの作品が並びます。
式場庶謳子は、内向的な少女時代に両親からもらった色鉛筆で絵を描くことを楽しみました。小学校教員として貢献しつつも、彼女の情熱は油彩画から版画へとシフトします。高橋信一からの指導を受けることで、版画の世界に深く没頭し、1960年代に新潟女流版画協会に参加、さらに新潟県展の版画部門設立にも貢献しました。
90年代には全国規模の展覧会で数多くの受賞歴を持つようになり、彼女の独特な作風と表現力が高く評価されました。その作風は素朴でありながらも力強く、多くの人々の心を惹きつけています。アーティストとしての彼女のキャリアを辿る本回顧展では、作品を通じて心の奥深くに響くメッセージを届けることを目指しています。
実際、式場の作品には故郷への深い愛情が込められています。彼女の表現の背後にある物語や感情は、観覧者に響き、彼女自身の人生を体験するかのような感動を与えます。日本の版画界における彼女の存在感は、今もなお健在です。
展覧会詳細情報
この展覧会の開催にあたり、観覧する皆様に快適な環境を提供するため、以下の詳細が設定されています。
- - 開館時間: 10:00~17:30(入館は17:00まで)
- - 休館日: 月曜日(祝日の場合はその翌日)
- - 観覧料: 一般400円、学生300円、高校生以下は無料
今回の回顧展は、式場庶謳子の服飾、作品を通して彼女の人生の一端を体験し、新潟の芸術文化を再認識する貴重な機会です。是非多くの方に足を運んでいただき、彼女の作品の魅力を感じてほしいと思います。
また、NSGグループは地域の活性化を目指しており、教育や医療、いろいろな分野に貢献しています。この回顧展を通じて、地域の文化を深め、さらなる創造活動が生まれることを期待しています。
新潟市中央区に位置するNSG美術館は、皆様のご来館を心よりお待ちしております。ウェブサイトでは最新情報を確認できますので、ぜひ訪れてみてください。
公式サイト:
NSG美術館