東急不動産、渋谷エリアで進化するまちづくり
東急不動産株式会社とその100%出資によるTFHD digital株式会社が、渋谷エリアの複合施設「Shibuya Sakura Stage」や東急プラザ原宿「ハラカド」などに新しいまちづくりのサービス「Machi-wai」(マチワイ)を導入しました。このサービスは地域体験を最新の技術でアップデートするためのエリアマネジメントツールであり、訪問者の回遊を促す機能を備えています。
Machi-waiの特徴
「Machi-wai」は、デジタルスタンプラリーやデジタルルーレットといったインタラクティブな機能を使い、街を訪れる人々とのデジタルな接点を構築し、回遊を促進します。得られたデータは可視化され、分析や活用へと繋げられるため、データドリブンなまちづくりを実現します。
主な機能
1.
リアル×デジタルの施策実装: WEBアプリとNFCタグを活用し、短期間かつ低コストで施策を実施。
2.
訪問者の回遊促進: データ分析を通じて、効果的な回遊を実現。
3.
長期的な関係構築: LINE連携を活用し、イベント参加者との継続的な関係を築く。
活用事例
Shibuya Sakura StageでのLINE友達獲得
2024年7月に37のテナントがオープンする「Shibuya Sakura Stage」では、LINE友達を増やすためにMachi-waiを活用しています。具体的には、館内のスタンプラリー施策を通じて、デジタル接点を増やし、来訪者の年代や興味関心に基づくデータを収集し、それに基づいてメッセージ配信なども行います。これにより、ファンとのエンゲージメントが高まります。
東急プラザ原宿「ハラカド」での電子ギフト配布
「ハラカド」開業時には、LINE登録者向けに電子ギフトを配布する施策を実施しました。この施策によって1,400人以上のLINE友達を獲得し、配布したギフトの50%以上が利用されるなど、来訪促進に成功しました。
将来の展望
今後、東急不動産は広域渋谷圏を初めとするさまざまな施設において「Machi-wai」を導入し、さらなる回遊促進と地域の活性化に向けて取り組みを進めていきます。
まとめ
「Machi-wai」は地域活性化に向けた新たな試みであり、デジタルとリアルの接点を深めることで、訪問者との関係構築を図ります。渋谷エリアの発展に寄与する活動が続く中、今後の動向に注目が集まります。さらに詳しい情報は、Machi-waiの公式サイトをご覧ください。