キャップでワクチン支援
2025-07-04 14:28:43

ペットボトルのキャップが子どもたちを救う!環境とワクチン支援の活動

環境月間に寄せられたメッセージ


6月は環境月間として、全国で環境に配慮した活動が広がりを見せています。その中でも、特に注目されているのが「#キャップアクション」キャンペーンです。この取り組みは、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(JCV)が主催し、ペットボトルキャップを利用したリサイクル活動を通じて、途上国の子どもたちをワクチンで支援することを目的としています。

キャンペーンの成果


2023年の環境月間中には、15,357件という数のSNS投稿が集まり、これにより同数のワクチンが途上国の子どもたちに贈られることが決まりました。投稿の内容はペットボトルキャップに関する写真や動画で、ハッシュタグ「#キャップアクション」を付けるだけで参加可能です。このシンプルな方法で多くの人々がSDGs(持続可能な開発目標)に貢献できるのです。

参加方法と協賛企業


「#キャップアクション」は2025年の6月にも実施が予定されており、参加を希望する方は、Instagram、X、ThreadsなどのSNSで投稿を行うことが求められます。また、多くの企業もこの活動を支援しており、株式会社スーパーメイト、株式会社ハシモトなど、様々な協賛企業が名を連ねています。

途上国の子どもたちを守るワクチン支援


途上国では、ポリオや結核などの感染症が依然として脅威とされています。JCVは、これらの国々の子どもたちにワクチンを届けるため、積極的にペットボトルキャップを集め、その収益をワクチンの購入に充てています。昨年1年間だけでも、集められたキャップによって約150万人分のポリオワクチンが提供されました。

1日4,000人の命を守る活動


途上国では感染症によって、1日に約4,000人の子どもたちが命を落としています。これは、ワクチン接種を通じて防げるとされる悲劇です。JCVは、こうした現実を受け止め、1994年の設立以来、世界各国の医療機関や団体と協力し、ワクチンの供給を行ってきました。これまでに1億3千万人以上の子どもたちにワクチンを届け、その未来を守る活動を続けています。

誰もが参加できる容易さ


このキャップ回収リサイクル活動は、環境保護と途上国支援という二重の成果を上げることができ、誰でも参加できる点が魅力です。普通に捨てるはずのペットボトルキャップが、途上国の子どもたちにとっての未来につながるのです。JCVは今後も、こうした活動を広めていくことで、社会貢献の輪を広げていくことに注力していきます。

JCVの概要


認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」は、東京都港区に本社を置く1984年設立の団体です。社会的な課題に対して真摯に向き合い、持続的な支援を行ってきた実績があります。これからも環境意識を高めつつ、途上国の子どもたちの命を守るための活動を続けていくことでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

会社情報

会社名
認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)
住所
東京都港区三田4-1-9三田ヒルサイドビル8F
電話番号
03-5419-1081

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。