将棋界に新たな歴史が刻まれる
2024年11月30日から12月1日にかけて行われた「文部科学大臣杯 第5回世界将棋AI電竜戦」。この大会で、HEROZ株式会社が開発した将棋AIが素晴らしい成績を収めました。AIエンジニアの大森悠平が手がけた「氷彗」が見事優勝を果たし、川島馨が開発した「dlshogi」が準優勝に輝きました。
電竜戦とは?
電竜戦は、将棋AIの進化を促進するために特定非営利活動法人AI電竜戦プロジェクトが主催する国際大会です。オンライン形式で行われるこの大会には、世界中の将棋AIが集結し、その技術を競います。HEROZは第2回大会から協力企業として参加しており、その活動は将棋AIの発展に大きく寄与しています。
今回の大会は、AI技術の進化を示すものであり、将棋ファンはもちろん、AI技術に興味がある人々にとっても注目のイベントです。
「棋神アナリティクス」の導入
準優勝した「dlshogi」は、HEROZが提供する「棋神アナリティクス」にも搭載されています。この解析システムは、2022年5月にスタートし、手軽に最新のAI研究が行える環境を提供しています。「棋神アナリティクス」では、ディープラーニングを駆使した「dlshogi with HEROZ」に加え、やねうら王系の「水匠」による同時解析を行うことができます。これにより、ライトな将棋ファンからプロフェッショナルまで多様なユーザーが利用可能です。
今後は勝利を収めた「氷彗」の搭載も予定されており、将棋AIファンはさらなる進化を楽しみにしています。
将棋ウォーズの進化
HEROZが提供する「将棋ウォーズ」も注目されています。このプラットフォームは、日本将棋連盟公認で累計800万人以上の会員を抱え、対局回数は9.8億局を超えるなど、その人気は絶大です。最近導入された「シーズンパス」機能や、第11回将棋ウォーズ竜神戦が話題を呼んでいます。
将棋ウォーズのイベント情報
公式イベントページでは、最新の情報や大会の詳細が確認できるため、将棋ファンはぜひアクセスしてみてください。\
こちらから確認できます。\
HEROZの未来
HEROZ株式会社は、独自のAI技術を活用しながら、さまざまな産業における実用的なAIの実装に取り組んでいます。AI革命を通じて新たな未来を創造することを目指す同社の活動は、今後も様々な分野に影響を与えることでしょう。
興味のある方は、公式サイトや電竜戦の公式チャンネルをチェックして、新たなカタチの将棋AIの世界に触れてみてはいかがでしょうか?
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大会公式サイト
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