仙台市人材定着・組織開発プログラム2025がついに始動
昨年度大好評を博した「人材定着・組織開発プログラム」が2025年7月より再始動します。このプログラムは、仙台市産業振興事業団とPalletが共同で実施し、中小企業の経営者やリーダーを対象に、7ヶ月間にわたって行われる実践型のカリキュラムです。
成果の振り返り
去年のプログラムには、仙台都市圏から多様な業種及び規模の企業が参加。参加者の90%以上が満足との結果を残し、組織内で実際に行動の変化やチームの雰囲気改善が見られました。「ゴールが明確になった」「チームとしての意識が向上した」といったポジティブなフィードバックが寄せられ、プログラムの効果が実証された形になりました。
具体的な成果
参加者は、1on1コーチングを通じて自らのマネジメントスキルを磨き、プログラム終了後も得られた知識やスキルを現場に還元しています。上司からは、業務の進行方法が改善され、チーム内の対話が活発化したとの声も上がっています。
2025年度の新たな取り組み
2025年には、前年度の成功事例をもとに、さらに実践的な要素とネットワーク形成の強化を目指します。希望する参加者はメンターとしてプログラムに参加でき、他の企業と意見交換する機会も拡大。上司や人事担当者が研修をオブザーブできる仕組みも導入されます。これにより、組織全体の成長を意識させ、実務に活かせる環境を整えます。
期待される効果
このプログラムは、参加企業が持つ現状の認識をサーベイを通じて可視化し、組織のエンゲージメントや状態を正確に把握するところからスタートします。そこで得られたデータをもとに、課題解決や組織の成長を加速させることが期待されています。
コミュニティの形成
異なる業種の参加者が集まることで、新たな視点を得られる機会が増えます。また、参加者に個別にプロコーチがつき、1on1の実施を通じて自己成長を推進します。このような学びの環境により人材の質を高め、中小企業の「選ばれる組織」への道を支援します。
プログラム日程とオンライン説明会
プログラムは、2025年7月23日から始まり、オリエンテーションやサーベイの読み解きに始まり、3回の研修を経て成果発表会を迎えます。また、プログラムに関するオンライン説明会も開催されるので、参加を希望する企業は事前に申し込みが必要です。
このプログラムを通じて、地域の企業が共に成長し、選ばれる存在になることを目指しています。切磋琢磨する仲間と共に、組織の変革を志向するこの取り組みに期待が高まります。