廃校再生の拠点
2023-05-26 15:00:01
廃校を再生した新たな地域拠点『日日nova』がオープン!
新たな生まれ変わり、日置市の『日日nova』
鹿児島県日置市に、2023年6月1日、旧日吉小学校が新しい地域拠点『日日nova』として生まれ変わりました。これは、少子化や人口減少に伴う廃校問題に対する一つの解決策として、多様な働き方やライフスタイルに対応した施設を提供することを目的としています。
背景にある廃校の課題
日置市では、2020年度に市立日吉小学校が閉校となりました。このように全国各地で閉校が進む中、廃校跡地をどのように活用するかは重要な課題となっています。地域の活性化を目指すLR株式会社は、これまでふるさと納税を活用した支援を行ってきたが、さらに地域の問題に深く関与すべく、廃校活用事業に初めて乗り出しました。
施設の概要と利用方法
『日日nova』は、1475㎡の広さを持つ多目的なワークスペースやシェアスペース、さらには202.3㎡のカフェとストアスペースが併設されています。利用者は、コワーキングスペースやプライベートオフィス、会議室、クラフトスペースなど、多彩な選択肢から自分のスタイルに合った場所を選ぶことができます。利用は事前予約が必要で、コワーキングスペースの受付で簡単に行えます。
カフェスペースの魅力
日吉幼稚園跡を改修したカフェ&ストアでは、地元の特産品を取り扱い、土日限定の焼きたて団子や日置市のオリジナルブレンドの緑茶、ほうじ茶ラテなど、多彩なメニューが楽しめます。こちらは週末を中心に営業しており、地域のコミュニティスペースとしても活用されることを期待しています。
今後のイベント予定
『日日nova』では、今後さまざまなイベントが予定されています。校庭でのマルシェや地域物産展、日置市との連携イベントなどが計画中で、訪れる人々が気軽に交流できる場となるでしょう。
施設のコンセプトと代表者の想い
『日日nova』の名称には、日置や日吉の地名が反映されており、また「新しい」を意味するラテン語の「nova」にも由来しています。この施設は、利用者が自ら挑戦できる場所、そしてライフスタイルの豊かさを感じられる場所を追求しています。
代表取締役の末永祐馬氏は、地方創生を目指す企業理念のもと、廃校活用が地域を盛り上げるために必要なミッションであると述べています。『日日nova』が地域課題の解決策を生み出すきっかけとなり、一人でも多くの人がここで新しい出会いや体験をすることを願っています。
結論
廃校を活用した『日日nova』は、単なる施設ではなく、地域社会との新しいつながりを生み出す重要な拠点になることが期待されています。日置市の皆様や訪問者たちがこの場所から新たな出発と交流を楽しむことができるでしょう。
会社情報
- 会社名
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LR株式会社
- 住所
- 日置市伊集院町郡1343-1
- 電話番号
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