大学共通テスト不安
2020-03-05 11:03:03

大学入学共通テストに対する保護者の不安を徹底調査

大学入学共通テストに対する保護者の不安



2021年から実施される「大学入学共通テスト」に向けて、受験生を持つ保護者たちが抱える不安について、最近の調査結果が発表されました。この調査は、「塾・予備校比較ナビ」によって実施され、287人の母親を対象に行われました。

調査によると、68%の保護者が方針発表後も「大学入学共通テスト」に関して不安を感じていることが分かりました。特に多くの保護者が、「また方針変更があるのではないか」という懸念を抱いていることが浮き彫りになっています。あきらかに、テストの制度や内容が過去に数回の変更を経てきたため、保護者たちの間には根深い不安感が広がっているようです。

さらに、学校からこのテストについての情報を得られる機会が「十分にある」と感じているのは、わずか11%に過ぎないことも明らかになりました。このことから、情報の透明性に対する不満や、教育機関からの信頼が薄れている状況が伺えます。

情報収集の実態



大学入学共通テストに関する情報収集の方法についても、調査結果が示されています。最も多くの保護者が情報源として挙げたのは「学校」で、次いで「インターネット」、そして「塾や予備校」となっています。
具体的な情報経路の順位は次の通りです。
1. 学校
2. 塾や予備校
3. インターネット

この結果は、保護者がいかに学校に対して依存しているかを物語っています。情報の信頼性や質に対する期待がある一方、それに対する不安も同時に存在しているという皮肉な現実が浮かび上がります。

学校の情報提供の実態



学校からの情報提供が不十分であると感じている保護者が多いことから、今後の改善が求められます。教育機関は、保護者の不安を軽減するために、もっと積極的に情報を発信していく必要があります。特に、最近のように方針が頻繁に変更される状況では、保護者とのコミュニケーションを密にすることが重要です。

不安の根源



一部からは、最近発表された方針に対して「付け焼き刃」や「考慮不足」といった批判が寄せられています。こうした声は、保護者の不安感をさらに助長しているとも考えられます。

受験生を持つ親にとって、子どもたちの未来を左右する大学入試制度の変更が頻繁に行われることは非常に大きなストレス要因です。このような状況において、教育機関は今後、保護者が安心できるような情報提供を心掛けることが求められます。

結論



大学受験に向けた準備は、生徒本人だけではなく、保護者も重要な役割を果たしています。従って、保護者の心配や不安を軽減するためには、情報収集の場を確保し、信頼性のある情報を届けることが必要です。今後、保護者が安心して子どもを支えるためにも、学校や情報提供者の責任は重大です。

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