本格米焼酎「倉吉」がWSA2025で最高賞を受賞
鳥取県倉吉市にある松井酒造合名会社が製造する本格米焼酎「倉吉」が、国際的な酒類品評会「World Shochu Awards 2025(WSA2025)」において、焼酎カテゴリーの最高賞にあたる「ワールドベスト(World's Best)」を獲得しました。この名誉ある受賞は、日本の地場酒が国内外で高く評価される一例であり、特に米焼酎の奥深い味わいと独自の製法が認められた証となります。
WSAは世界中から素晴らしい焼酎を集めて審査が行われるイベントで、原材料や製造方法ごとに多くの部門が設けられることが特徴です。専門家によって行われる厳しい審査を通じて、「倉吉」はそのフルーティーな香りと、米由来の優しい甘さ、さらには澄んだ後味のバランスが高く評価されました。この結果、世界の審査員たちから「ワールドベスト」として選ばれたのです。
この受賞により、倉吉は日本の独自性と品質の高さを示す重要な名刺となりました。日本の酒文化に根ざした技術が世界的に認知されたことに、松井酒造の関係者も喜びを隠せない様子です。
「倉吉」は、厳選された国産米を用い、特別な蒸留法で丁寧に仕上げられた焼酎です。パイナップルを思わせるフルーティーな香りと米の旨味が特徴ですが、すっきりとした飲み口が大きな魅力とされています。また、炭酸割りなど爽やかなスタイルでも楽しむことができ、多様な飲み方が可能です。
本格米焼酎「倉吉」は、発売からわずか2年足らずでこのような栄誉を受けましたが、松井酒造はこの結果を大きな励みにし、未来への挑戦を続ける決意を新たにしています。今後も、品質にこだわった製造を通じて、お客様に満足していただける商品を提供し続ける方針を示しています。
商品情報
- - 商品名: 本格米焼酎「倉吉」
- - 希望小売価格: ¥2,000(税抜、税込¥2,200)
- - 容量: 720ml
- - 度数: 25%
- - 原材料: 国産米、国産米麹
- - 製法: 磨き50%の山田錦と黄麹、厳選した酵母を使用し、純米大吟醸製法で低温発酵させたフルーティーな香りと旨味の醪を、松井酒造独自の減圧蒸留機で蒸留。
このプロセスにより、米本来の味わいと香りを強く表現することが可能となります。
WSA(World Shochu Awards)について
WSAは、焼酎に特化したグローバルな酒類品評会であり、アジアや欧米などからも多様な焼酎が出品されています。専門家やバーテンダーによる審査が行われ、香り、味わい、バランス、独自性といった多面的な視点から評価されています。この大会での受賞は、国際的な品質基準として世界中の焼酎関係者から注目されています。
倉吉蒸溜所について
倉吉蒸溜所は鳥取県倉吉市に位置し、ウイスキーや焼酎の製造・販売を行なっています。「お酒の製造を通じて、人々を幸せに」という理念のもと、国内外の65ヵ国以上で「倉吉」や「マツイウイスキー」ブランドの製品を展開しており、今回の最高賞受賞を機に、さらなる品質向上と国際市場への挑戦を続ける意向を示しています。
企業情報
- - 松井酒造合名会社 倉吉蒸溜所
- - 住所: 〒682-0934 鳥取県倉吉市上古川656-1
- - 公式HP: 松井酒造公式ホームページ
今後も、本格米焼酎「倉吉」の魅力を国内外で広げていくことで、高品質な日本酒文化の発信に寄与することが期待されています。