シンガポールに本社を置くDigital Entertainment Asset Pte.Ltd(DEA)が、7月19日に開催された世界最大級のスタートアップピッチコンテスト、『スタートアップワールドカップ2024』の東京予選で素晴らしい成果を挙げ、見事優勝を果たしました。これによりDEAは、10月4日にサンフランシスコで行われる世界決勝戦に日本代表として出場することが決まりました。
このコンテストは、米国のペガサス・テック・ベンチャーズが主催しており、2017年から開催されているものです。今回の東京予選では、226社から選ばれた11社がその場に立ち、激しい競争を繰り広げました。DEAのFounder&Co-CEOである山田耕三氏がプレゼンテーションを行い、同社の革新的なゲームである『PicTrée(ピクトレ)〜ぼくとわたしの電柱合戦〜』や、遠隔ゴミ分別ゲームについて紹介しました。
『ピクトレ』は、プレイヤーがチームに分かれ、電柱やマンホールなどの電力アセットを撮影し、その長さを競い合う無料の携帯ゲームアプリです。ゲームを通じて、インフラ設備の保守に寄与し、異常の早期発見に貢献することができます。また、プレイヤーはゲーム内での成果に応じた報酬を得ることも可能です。4月から6月にかけて群馬県前橋市で行われた実証試験の映像も交えながら、参加者にこのサービスの魅力をアピールしました。
さらに、DEAが開発した遠隔ゴミ分別ゲームは、将来的に世界の労働力不均衡の改善に寄与する可能性があり、注目されています。このゲームでは、ユーザーがゴミの画像をタップすることで分別が行われ、その結果に基づき遠隔工場でロボットアームが稼働します。このプロジェクトは、日本貿易振興機構(JETRO)の補助金事業にも採択されており、11月には多様なユーザーを巻き込むeスポーツイベントのような新しい取り組みを予定しています。
『スタートアップワールドカップ』は、地域予選を経て勝ち上がった企業が集まり、約1億4千万円の世界優勝投資賞金を争うため、世界中の投資家とのネットワーク構築や企業の知名度向上の貴重な機会となっています。また、DEAは、同社が運営するGameFiプラットフォーム『PlayMining』やNFTマーケットプレイス『PlayMining NFT』、自社開発の暗号資産『DEAPcoin(DEP)』などを通じて、持続可能な社会づくりにも貢献。DEAPcoinを利用したグローバルなビジネスの拡大を目指しています。
DEAは、吉田直人と山田耕三の両共同CEOを中心に30年以上の経験を活かし、社会課題解決ゲームの運営などに取り組んでいます。今後の活動にも多くの期待が寄せられており、世界決勝に向けたさらなる成長が楽しみです。詳細は公式サイトでも確認できます。
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