2025年の陶芸展「RESONANCE」開催のお知らせ
2025年10月17日(金)から11月3日(月・祝)にわたり、東京・渋谷区のルーフギャラリー2Fにて、20世紀スウェーデン陶芸の巨匠たちによる展覧会「RESONANCE」が開催されます。本展では、ヴィルヘルム・コーゲ、ベルント・フリーベリ、スティグ・リンドベリの3人の作家が取り上げられ、彼らが築いた北欧陶芸の歴史とその魅力を深く掘り下げます。
展覧会の見どころ
「RESONANCE」というテーマは、1945年に行われた同展覧会を現代に再現するもので、それぞれの作家が持つ個性が如何に共鳴し合い、北欧陶芸に新たな視点をもたらしてきたかを示します。
ヴィルヘルム・コーゲは、重厚な造形と深い釉薬の色調で知られ、素材への探求が感じられる作品を数多く残しました。一方、ベルント・フリーベリは繊細なフォルムを追求し、彼の作品には特有のエレガントさが満ちています。スティグ・リンドベリは、自由で装飾的な表現を通じて彼のスタイルを確立し、陶芸において次世代への影響を与えました。
彼らの作品に共通するのは、工芸に対する深い愛情と探求心です。日常で使用できる美しい陶器を作ることに情熱を注いだ3人の作家たちの足跡を追うことで、現代の観客はその美しさと深い意味を再発見できることでしょう。
会期・入場情報
- - 会期: 2025年10月17日(金)〜11月3日(月・祝)
- - 時間: 11:00 - 19:00
- - 場所: LURF GALLERY 2F
住所: 東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1
入場は無料ですが、混雑によっては入場制限がかかることがありますので、ご了承ください。特に初日のトークセッションやオープニングレセプション時は混雑が予想されます。
トークセッションとオープニングレセプション
本展に併せて、2025年10月18日(土)にはトークセッションが行われます。登壇者には、ライターの土田貴宏さんやデザイン界の中村源綱さんが参加し、陶芸作品の魅力やデザインの歴史について語ります。また、同日にはオープニングレセプションも開催され、アートや陶芸に興味を持つ多くの人々と交流できる機会です。
- - トークセッション日時: 2025年10月18日(土)16:00 - 18:00
- - オープニングレセプション: 2025年10月18日(土)18:00 - 20:00
まとめ
陶芸展「RESONANCE」は、ただ単に作品を観る楽しみだけでなく、北欧デザインの歴史を知る貴重な機会でもあります。3人の巨匠が共鳴し合うことで、彼らの作品が持つ真の価値や美しさを体感できることでしょう。この機会に、ぜひ足を運んでみてください。