アドインテが「ユニファイドデータプロジェクト」に参画
株式会社アドインテは、リテール分野でのデータ活用を高めるため、一般社団法人リテールAI協会が主催する「ユニファイドデータプロジェクト」に参加したことを発表しました。本プロジェクトは、複数の小売企業のデータを統合し、顧客分析を行う試みです。
プロジェクトの背景と目的
このプロジェクトの目的は、小売業がそれぞれ持つデータを横断的に分析し、単独のデータでは明らかにならない顧客の購買行動を浮き彫りにすることです。アドインテは、Databricks Clean Rooms機能を用いてデータクリーンルームを構築し、お互いのデータを安全に利用できる環境を整えました。これにより、プライバシー保護を確保しつつ、業態を超えた客観的な視点から分析を進めることが可能となりました。
実施内容とアドインテの役割
アドインテが担ったのは、データ基盤の構築と分析のためのデータセット整備です。特に、各社のPOSデータを整理し、共通の広告識別子やカテゴリー情報を追加することで、リテール横断のID-POSデータセットの整備を行いました。これによって、小売企業間での顧客の利用パターンが明確に映し出され、効率的なマーケティング施策が期待できます。
共同で行った顧客分析では、共通の利用客を抽出し、クラスタリングによって顧客の分類を実施。来店パターンの分析を行うことで、複数業態の小売店を使用する顧客の行動が明らかになりつつあります。これらの分析結果は、リテールAI協会が主催するセミナーにて発表され、業界への情報共有が図られました。
これまでの取り組みと今後の展開
アドインテは、以前から「ドラッグストア向けデータクリーンルーム」の構築を進め、業界内でのデータ活用基盤の社会実装においてリーダーシップを発揮しています。このプロジェクトを通じて、より高度なデータ分析環境を整備し、今後は流通企業やメーカーのより多くの参加を募ることで、さらなる価値の創造を目指しています。
最後に
今後もアドインテは、このプロジェクトから得た知見を基に、より安全で高機能な「次世代リテールメディアソリューション」の開発と商用化を加速し、消費者、メーカー、リテールの三者にとって意義あるイノベーションを追求していく方針です。
参考情報
- - 一般社団法人リテールAI協会: リテール分野のAI活用を推進する団体であり、データ分析や研究を行っています。
- - アドインテの公式サイト: こちら
- - リテールAI協会の公式サイト: こちら