トランスコスモスと札幌市
2026-03-26 11:59:05

トランスコスモスが札幌市と連携し在宅医療のオンライン診療を推進

トランスコスモスと札幌市の革新的な連携



トランスコスモス株式会社が札幌市(市長:秋元克広)と手を組み、在宅医療のオンライン診療導入を促進するための連携協定を締結しました。この協定の基本的な目的は、2026年3月までの期間において、在宅医療の質と効率を向上させるための実証設計業務を推進することです。

協定締結の背景



日本は団塊ジュニア世代が高齢者になる2040年に向けて、在宅医療の需要が著しく増加する見通しです。厚生労働省の研究によれば、2040年には在宅患者数がピークを迎え、多くの地域で訪問診療の需要が50%以上増加する可能性があります。しかし、同時に生産年齢人口の減少により医療従事者の確保が難しくなる懸念もあります。これに伴い、既存の地域医療構想は入院医療中心から、外来医療や在宅医療にシフトする必要があります。

札幌市においても「さっぽろ医療計画2024」が策定され、高齢者人口の増加に対応する施策が求められています。この計画では、デジタル技術を活用した医療の効率化が重要課題となっており、オンライン診療の活用が不可欠とされています。

協定の具体的な内容



連携協定のもとでは、在宅医療におけるオンライン診療の導入障壁の解決を目指します。具体的には、DtoP with N(Doctor to Patient with Nurse)モデルに基づいた実証モデルの設計が行われます。このモデルは、医師が医療機関から離れた場所で、看護師などの支援を受けながら患者にオンライン診療を提供するものです。

このシステムでは、看護師が患者の自宅に訪問し、タブレットの操作を手伝ったり、患者の状態を観察したりします。これにより、高齢者や機器の操作に不安を感じる患者でも安心してオンライン診療を受けられる環境を整えます。医師の移動時間を削減し、高品質な医療を提供するための重要な仕組みとなります。

実施内容と進捗状況



協定に基づいて、札幌市内の在宅医療機関にヒアリング調査を実施し、オンライン診療導入における具体的なニーズや課題を把握しています。これにより得られた知見は、2026年度に予定されている本格実証に向けた計画策定に活用される見込みです。これにより、地域の医療提供体制の質が向上し、持続可能な医療モデルの構築が期待されます。

トランスコスモスは、全国の自治体においても同様の取り組みを模範とすることのできるモデルケースとなることを目指しており、デジタル技術を通じて医療現場と患者をつなぐ役割を果たしていく方針です。

未来への展望



本事業を通じて得られた成果は、札幌市における在宅医療の質向上に寄与し、さらには全国の各自治体における医療サービス向上への波及効果を期待されています。トランスコスモスは、コミュニケーションサービスの知見を活かし、もっぱら持続可能な医療提供体制の実現に向けた取り組みを進める所存です。

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トランスコスモスについて



1966年に創業したトランスコスモスは、技術と人の力を融合させ、サービス向上に努めてきました。現在は、アジアを中心に世界36ヶ国以上に拠点を持ち、ビジネスプロセスの最適化に取り組む企業です。オンライン診療の推進により、医療の現場と患者をつなげる役割を果たしていくことで、「Global Digital Transformation Partner」を目指しています。


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会社情報

会社名
トランスコスモス株式会社
住所
東京都豊島区東池袋3-1-1サンシャイン60
電話番号
050-1751-7700

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