東北の魅力を再発見!新しい情報発信事業がスタート
私たちの心に残る2011年の東日本大震災。それを乗り越えた地域が示す姿やストーリーは、今も多くの人々に感銘を与えています。そんな東北の魅力を、全国へと広める新たな「情報発信事業」がスタートしました。この機会に、多くの民間企業や団体が持つ独自のネットワークを活かし、さまざまなテーマで東北の「今」を発信するアイデアを募集しています。
新しい東北とは
「新しい東北」というコンセプトは、震災から立ち直ろうとする地域の活動を象徴しています。復興の最終目標は、地域の活気を取り戻すこと。そこで、インフラ面はもちろんですが、人々の活動を促進する「ソフト」の復興が不可欠です。人口減少、高齢化が進む中、地域が抱える課題を解決し、持続可能な地域社会を目指す取り組みが求められています。その一環として、復興庁は多様な主体による情報発信を支援し、国民に計画的かつ広範なメッセージを届けることを目指しています。
募集テーマと提案内容
現在、復興庁では特に以下のテーマに関して情報発信のアイデアを広く募集中です。
1.
大自然を象徴する『緑』
東北の豊かな自然環境や生態系をテーマにした提案。
2.
豊富で多彩な『食』
地域特産物や食文化の魅力を引き出す企画。
3.
東北の職人魂が生み出す伝統工芸品の『技』
伝統工芸の魅力やその製作過程を伝える事業。
4.
情緒あふれる『旅』
東北の観光スポットや体験型プランを提案。
5.
東日本大震災を乗り越えて新たにスタートしようとする『町』
震災復興の歩みと未来を示す内容。
6.
その他、独自のテーマ設定による提案も歓迎
自由な発想で東北の魅力を再発見する企画。
提案は、単一テーマでも複数テーマにまたがる内容でも構いません。重要なのは、全国に広がるネットワークとブランド力を活用し、多くの人々が参加できる仕組みを盛り込むことです。
募集に関する詳細
本事業の提案募集は、2023年6月17日まで行われます。アイデアが採択されると、提案者には最大2000万円の支援金が提供されます。これは事業総枠の1/2を補助する形であり、官民の適切な役割分担も必要です。
提案の流れ
提案の応募には、以下の書類が必要です:
- - 提案書(8部)
- - 参考資料(任意・8部)
- - 企業・団体概要
- - 登記事項証明書(法人の場合)
- - その他各種書類
すべての書類は、郵送で提出してください。審査の結果、採択された提案には、事業化のための詳細な協議が行われます。
どう参加する?
この情報発信事業は、単なる提案の募集にとどまらず、復興庁が掲げる「新しい東北」を全国に広める重要な一歩です。歴史を持ち続ける文化や美味しさ、温かい人々の思いを、今一度多くの人に伝えるために、アイデアを寄せてみませんか?
ぜひ、自らのネットワークを活かし、東北の未来を一緒に描いていきましょう!
詳しい情報は、復興庁の公式ウェブサイトやお知らせで確認してください。