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VOLVE、新任取締役に元官僚高橋貴哲氏！霞が関と民間の橋渡し役へ

官民間のキャリア支援事業を展開するVOLVE株式会社は、2023年4月6日付けで、元文部科学省官僚で、KPMG FASやマッキンゼー・アンド・カンパニーでの勤務経験を持つ高橋貴哲氏を取締役に任命しました。

高橋氏は、京都大学大学院卒業後、2010年に文部科学省に入省。法令審査や資源エネルギー庁への出向、生命倫理関係指針策定など、幅広い業務に従事しました。その後、KPMG FAS、スペインIESEビジネススクールでのMBA取得を経て、2019年にマッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社に入社。製薬・医療機器、自動車関連企業などをクライアントにコンサルティング業務に従事しました。

多様なキャリアを積んできた高橋氏のVOLVE参画は、同社の事業戦略に大きな影響を与えるでしょう。VOLVEは、2022年11月の設立以来、官民間の転職に特化したキャリア支援サービスを提供しており、「越境キャリア」という独自の視点で、転職支援だけでなく、キャリア形成全体をサポートしています。

高橋氏の就任は、VOLVEの事業拡大に弾みをつけると期待されています。特に、国家公務員の皆様に対するキャリア支援の強化や、民から官への越境キャリア拡大に向けた新規事業開発が期待されています。高橋氏は、自身の国家公務員時代の経験を活かし、国家公務員のキャリアにおける悩みや課題の解決に貢献していく考えを示しています。

高橋氏のコメントには、国家公務員としての経験と、民間企業での経験を組み合わせた、ユニークな視点が示されています。国家公務員の転職における葛藤や、その経験を活かした支援、そしてリボルビング・ドアの実践を通じた日本社会の変革への貢献意欲が強く感じられます。

5月11日には、高橋氏を登壇者とするVOLVE主催のキャリアイベントが開催されます。このイベントでは、VOLVE事業開発マネージャーの二ノ宮久美氏との対談を通して、国家公務員の経験を効果的に民間企業に伝えるための職務経歴書の書き方や、官僚のスキル・経験を民間でも活かせる形に変換するノウハウが解説されます。国家公務員からの転職を検討している方にとって、貴重な情報が得られる機会となるでしょう。

VOLVEは、今回の新体制の下、人材の流動性を高め、リボルビング・ドアの実践者を増やすことで、より柔軟で強靭な日本社会の変革に貢献していくことを目指しています。高橋氏の豊富な経験と専門知識は、VOLVEの更なる発展に大きく貢献し、官民交流の促進、ひいては日本社会全体の活性化に繋がるものと期待されます。

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