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マーチャント・バンカーズ社が不動産売却を決定

2023年の今日、マーチャント・バンカーズ株式会社は、取締役会において同社の子会社が保有している神戸市の販売用不動産を売却することを決定しました。この売却の詳細や影響について、以下で詳しく見ていきます。

売却物件の概要

今回の売却対象となる物件は、神戸市兵庫区に位置する共同住宅です。具体的な建物の構造は鉄骨鉄筋コンクリート造りの11階建てで、陸屋根を備えています。契約は2024年7月25日（予定）に締結され、物件の決済および引渡しは同年8月下旬に行われる予定です。

売却先情報と価格

売却先の詳細や売却価格については、売却先との守秘義務があるため公表できないとのことですが、マーチャント社と売却先には資本的な関係や人的関係、取引関係がないことから、安心して業務を進められる環境が整っています。

業績への影響

この物件の売却による収入は、約97百万円の営業利益が見込まれており、この数字は2024年10月期の第4四半期に計上される予定です。遡ること2023年12月14日に発表された連結業績予想にも、この売却の影響が反映させているとのことです。

物件の保有目的の変更

当該不動産は、安定した賃貸収入を確保するために長期的に保有されていましたが、売却による十分な利益が見込めることが確認されたため、2024年6月から保有目的を変更し、有形固定資産から販売用不動産に振り替えられることとなります。この結果、今後の会計処理では、営業取引として計上されることが決まっています。

今後の戦略

マーチャント・バンカーズ社は、収益基盤を強化するため、長期的に収益用不動産の保有を続ける方針ですが、今回の売却を踏まえて、所有物件の入れ替えを行っていくとしています。また、売却を通じた利益の実現をさらに推進していく計画も明らかにしています。

これからの展開にも期待が高まります。マーチャント・バンカーズ社が今後どのような戦略を展開し、業績がどのように変動していくのか注目です。

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