ロジグラム登場
2025-09-01 09:36:51

次世代クラウド物流管理「ロジグラム」が物流業界の変革を推進

次世代クラウド物流管理「ロジグラム」が物流業界の変革を推進



株式会社コマースロボティクス(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤彰弘)が発表した統合物流管理システム「ロジグラム(Logi Gram)」が、物流業界の未来に新たな風を吹き込もうとしています。このシステムは、年間6000万件以上の出荷を行うエアロジWMSの上位版として位置付けられ、2023年10月に正式リリース予定。物流ロボットの活用をスムーズに実現することを目的としています。

ロジグラムの特徴


「ロジグラム」は、倉庫実行システム(WES)を標準で搭載しており、深刻化する物流現場の人手不足に対応。低コストでの物流ロボット導入を可能にし、さらにERPや基幹システムとの連携機能も備えているため、企業のデジタル化を促進します。具体的には、配送センター(DC)やネット通販(EC)それぞれに最適化された画面・機能に切り替えられる柔軟性も特長です。

例えば、B2BやB2C業務を抱える企業において、数千億円規模の大企業向けにも対応可能な設計となっています。さらに、大手物流会社や流通会社の基幹システムとしても既に採用が決まっており、その期待が注がれています。

2025年問題への対応


現在、物流業界は「2025年の崖」と称される問題に直面しています。これは、既存の基幹システムからクラウドERPへの移行が急速に進む中で、多くの企業が新しいシステムに対応できず苦境に立たされているという現状です。「ロジグラム」はその問題を解決するために開発されています。クラウドERPとのシームレスな連携機能を提供し、物流の運用と拡張性を実現。これにより、企業が次世代の基盤を構築することをサポートしています。

直感的なユーザー体験の提供


「ロジグラム」はマニュアルレスでの利用を目指しており、初めてのユーザーでも直感的に操作できるよう設計されています。これにより、倉庫業務はほぼ全自動で実施され、事務作業の削減を実現します。WESの導入により、システム全体の効率を最大化し、ロボットとの連携も容易に。特に、Geek+やHAI ROBOTICSとの連携があらかじめ統合されているため、すぐに活用開始できる点も大きなメリットです。

3PLのためのロボット利用


さらに、3PL事業者向けの柔軟なロボット利用も「ロジグラム」の強みです。従来、荷主単位での管理が求められていたため、多額の開発費が発生していましたが、ロジグラムの技術により、異なる荷主間でのロボット利用が容易に実現されます。このように、ロジグラムはロボット導入に関する真のボトルネックを解消し、業務の効率化を推進します。

企業理念の実現に向けて


株式会社コマースロボティクスの代表、伊藤彰弘氏は「物流業界は今後さらに労働力不足が顕著になるため、ロボット活用が不可欠」と述べており、同社はそのための高度なソフトウェアを提供しています。伊藤氏は、世界中にあるロボット企業の成功事例を参考にしながら、日本の中小企業の競争力強化を使命に掲げ、業界全体を革新することを目指しています。

最後に


「ロジグラム」の展開は、物流業界に新たなスタンダードを築く可能性を秘めています。既存の業務フローを見直し、次世代の物流管理システムを採用することで、企業の効率性と競争力を大幅に引き上げることが期待されています。物流ロボットの活用が進む中、今後の展開に目が離せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社コマースロボティクス
住所
東京都港区新橋5-10-5PMO新橋Ⅱ 4階
電話番号
03-4431-1337

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。