持続可能な未来への新たな道を開く
2025年6月、フランス・ニースで行われた国連海洋会議(UNOC)では、歴史的な瞬間が訪れました。世界初、AIと海洋政策及び環境を融合した新しい国際ガイドラインが発表されたのです。その壇上には、日本生まれの「WORLD HIKARI Project」の代表団が登場し、大きな注目を浴びました。
このプロジェクトの中心人物であるMack氏(本名・大久保亮)は、APECの官民協働プラットフォーム「APFF」において、保険やヘルスケア、年金、サステナブル投資、デジタル分野の座長を務めています。彼は、国連海洋会議の場で、日本の年金制度の事例を紹介しながら、世界各国の政府アドバイザーとしての取り組みを発表しました。特に注目されたのは、AIとデジタル革新がトランジションファイナンスの鍵であると訴えた点です。
Mack氏は、「奇跡の13歳」と称されるレア君(国連子どもサミット共同創設者)と共に開発したAI「AIDEAR」を披露。これにより、AI規制に左右されない開発のルールメーカーとしての役割を期待されています。Mack氏は、年間50カ国以上を訪れながら、世界のトランジションファイナンスの最前線で活動しています。その結果、彼が率いるAPFF加盟団体の年間累計の投資額は、驚くべき100兆円を超えています。
さらに、WORLD HIKARI Projectが進めるGX(グリーントランジション)投資は、AIやテクノロジー、教育、文化、国際協力を統合し、政府や国連との連携を深めつつ、民間主導で国際金融の枠組みを構築することを目指しています。この取り組みは、日本政府が発表した今後10年間に必要とされる150兆円を超える官民投資の実現に向けた重要なステップとなるでしょう。
特に注目されるのは、「世界最大のトランジションファイナンス連携組織」の構想です。すでに複数の国際機関からの協力要請があり、国際経済政策や国際法を制定するルールメーカーも巻き込んだ広範な取り組みとなっています。この過程では、脱炭素社会への移行に伴う治安リスクにも配慮し、日本の公安機関と各国警察が連携し、環境犯罪や抗議活動への対応を図ることになります。公安は過激派や外国勢力を監視し、警察は現場で対応。情報の共有と役割分担が、プロジェクトの成功を支える土台となるのです。
フランス・ニースでの国連海洋会議は、「分断なき統合」をテーマに掲げ、持続可能な未来の鍵を提示しました。日本発の知恵と文化、最新技術と金融を融合させるこのプロジェクトは、世界の政策設計に新しい視点をもたらしています。この挑戦は、単に未来を待つのではなく、自ら創り出す意志の表れでもあります。
AIや金融、教育、文化はすべて「人を幸せにする」ために存在します。国境や文化、世代を超えて、一つの光となり世界を結ぶ時が来ました。私たち一人ひとりがその光になり、共に行動を起こす必要があるのです。各人が主体的に関与し、この変革の波に乗ることで、持続可能な未来への道を切り開いていくでしょう。私たちは、これを可能にする力を持っていますので、是非ともこの挑戦に参加してみてください。
YouTube国連海洋会議発表動画