Vizuryがad:techで講演
2014-09-12 11:00:04
Vizury副社長がad:tech tokyo 2014でマーケティングの未来を語る
Vizury副社長、ad:tech tokyo 2014に登壇
2014年9月16日から18日にかけて、東京国際フォーラムで開催された「ad:tech tokyo 2014」において、Vizuryの副社長スブラ・クリシュナンがスピーカーとして登壇しました。ad:techは、デジタル時代のマーケティングのベストプラクティスを学ぶことができる、世界最大級のデジタルマーケティングイベントです。全世界で開催され、多くのマーケティングリーダーが集まり、最新のトレンドや戦略について語られる場となっています。
イベントの概要
今回のad:tech tokyo 2014は、デジタルマーケティングの第一線を歩む専門家たちが集まり、議論し合う貴重な機会となりました。特に、スブラ・クリシュナン氏が担当するセッション「クロスデバイスにおける個人特定のジレンマ」は、多くの参加者の注目を集めました。このセッションでは、現代においてマーケティングにおける個人情報の保護とユーザー特定の必要性についての難しさが焦点に当てられました。
クロスデバイス・リターゲティングの重要性
スブラ・クリシュナン氏は、デバイス間で断片化された顧客データがもたらす課題についても説明しました。「日本や中国などの市場では、マルチスクリーンが一般的です。クロスデバイス・リターゲティングはこのような市場において非常に重要です」と彼は述べました。デジタルCRMソリューションの提供がVizuryのビジョンであり、顧客に対し一貫した広告配信が可能であることが鍵だと強調しました。
Vizuryは、FacebookやTwitterとの提携により、デバイスを跨いで顧客にリーチするための強力な手段を揃えています。このようなパートナーシップを通じて、顧客データの識別と統合を進め、マーケティング活動において一層の効果を上げるための努力がなされています。
顧客行動の分析
スブラ・クリシュナン氏は、顧客が情報を調べる行動と購入を行う行動が異なることに着目しました。この重要な発見により、適切なオーディエンスセグメンテーションの実施が広告主にとって必ずしも最適な結果を導くわけではないことが示されました。したがって、デバイスごとに最適な広告配信が求められています。
Vizuryのビジョン
Vizuryは、オンライン行動に基づくリコメンデーション広告を提供し、購買促進を図るビッグデータプラットフォームです。インド・バンガロールでスタートしたこの企業は、現在ではアジア各地に拠点を持ち、500以上の顧客を誇ります。最近では、デロイト・アジア太平洋地域Fast500の急成長企業部門で上位にランクインするなど、その成長が注目されています。
まとめ
ad:tech tokyo 2014で発表された内容は、デジタルマーケティングの未来に関する重要なインサイトを提供しました。スブラ・クリシュナン氏の講演は、特にクロスデバイス・リターゲティングの重要性を強調し、参加者に大きな刺激を与えたことでしょう。このようなイベントは、マーケティング担当者にとって必聴の機会であり、次世代のマーケティング戦略を考える上で欠かせない情報源となります。
会社情報
- 会社名
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Vizury Japan
- 住所
- 東京都渋谷区神南1-12-14渋谷宮田ビル
- 電話番号
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