「おとなりGO」が研究開発を変革
おとなりカンパニー株式会社は、JR東日本が運営するTAKANAWA GATEWAY CITY内の「LiSH Lab」において、研究開発企業向けのSaaS「おとなりGO(研究開発版)」の運用試験を開始しました。この新しいプラットフォームは、研究資産を可視化し、企業間のオープンイノベーションを促進することを目的としています。
新たなイノベーションを期待
「おとなりGO」は、研究開発の現場に埋もれているアセットやスキルを可視化することで、企業内外での資源の効率的な管理を実現します。これにより、保有している技術や設備を最大限に活用し、イノベーションの源泉を創出することを目指しています。このプラットフォームの導入により、企業はより流動的にリソースを活用できるようになるでしょう。
共同研究の新しい形
研究開発企業間での情報共有が進むことで、論文や機器、ソフトウェアの情報が効率的に収集・整理されます。これにより、共同研究やオープンイノベーションが促進され、より効果的な研究環境が整うと期待されています。参加企業は「おとなりGO」に自社の研究アセットを登録することで、他社との協業の可能性を広げることができます。
LiSH Labでの運用試験
TAKANAWA GATEWAY CITY内のLiSH Labでは、運用試験を通じて実際の利用状況を分析し、必要な課題や改善点を明らかにする予定です。試験期間は2025年11月から2026年1月末までの予定であり、これにより、より実践的なサービスへと進化することが期待されています。企業内に眠る研究アセットの視覚化を通じて共創を促し、新たなイノベーションを創出することが狙いです。
JR東日本との連携
JR東日本は、この取り組みに対し多角的な支援を行っています。LiSH Labにおける環境の提供や実証協力者の呼びかけ、フィードバックの提供などを通じて、オープンイノベーションの促進を図っています。このような連携により、新しい技術が生まれるきっかけを作ることを目的とし、研究機関や企業の相互作用を活性化させます。
未来への展望
おとなりGOの導入によって研究現場の埋もれたアセットやスキルが最大限に活かされ、研究開発力が飛躍的に向上することが期待されます。また、オープンイノベーションを推進し、多様なパートナーとの共創を通じて新たな価値創造を加速させます。将来的には、医療や福祉・介護分野などにもサービスを展開し、社会の様々な課題に向き合うことで、持続可能で豊かな未来の実現に貢献していく約束をしています。
お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いします。
代表取締役: 土屋 俊
住所: 東京都墨田区横川1-16-3 センターオブガレージ
URL:
おとなりカンパニー公式サイト