猫の痛み検知AI「CatsMe!」が世界猫の日を祝う意義
8月8日は世界猫の日。この日を祝福するのが、猫の痛み検知AI「CatsMe!」です。2002年に国際動物福祉基金が創設したこの記念日は、猫の保護や意識向上を促すことを目的としています。近年、アニマルウェルフェアの重要性が広まり、動物やペットのQOL(生活の質)を高めるさまざまな取り組みが進行中です。
CatsMe!とは?
CatsMe!は、猫の顔写真をアップロードするだけで、その表情の変化をもとに痛みの有無を判定するAIサービスです。この技術は日本大学生物資源科学部獣医学科との共同研究にて開発されたもので、驚異的な判定精度95%以上を誇ります。昨年5月にβ版がリリースされて以来、すでに50以上の国と地域で利用されている日本発の「猫テック」AIとして注目されています。
多くの飼い主が抱える「愛猫の体調が悪いのかもしれない」「病院に行くべきなのか?」という不安に寄り添うために開発されたこのサービスは、猫の健康を守る新しいアプローチとして位置づけられています。人間には体温計がありますが、猫にはそれに代わるものがなく、CatsMe!はそのギャップを埋める役割を果たしています。
短時間での判定が可能
CatsMe!は最新のアルゴリズムを用い、最大4枚の画像を同時に解析することができます。判定は数秒で行われ、結果はカレンダーに記録することもできるため、飼い主は過去のデータを簡単に振り返ることができます。
アニマルウェルフェアの実現に向けて
すべての動物が健康で幸せに過ごすことが重要ですが、人間が勝手に健康管理を押し付けるのはアニマルウェルフェアの考え方と相反します。本来、動物にはストレスを与えず、自然な生活をサポートすることが最も大切です。CatsMe!はその点においても配慮されており、飼い主が愛猫の日常の一部としてAI判定を使えるように設計されています。特別な道具や環境の変更をする必要はなく、猫にストレスをかけることなく表情を読み取ることが可能です。
体調異常を抱える猫は約70%が飼い主に気づかれないまま過ごしていると言われます。この世にそんな猫を一匹でも減らすために、CatsMe!の普及が期待されています。
最初の一歩としてのCatsMe!を体験
そんなCatsMe!をぜひ無料で試してみてはいかがでしょうか。下記のQRコードまたはリンクからアクセスできます。
CatsMe!アクセスはこちら
会社情報
株式会社Carelogy(ケアロジー)は、東京都中央区銀座に本社を置き、2021年に設立されました。医療の民主化を目指し、診療支援AIの企画開発やDX推進のコンサルティングを手がけています。
代表取締役:崎岡豪
会社ウェブサイト
Carelogy HP